八幡神の正体: もしも応神天皇が百済人であったとすれば

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118555

作品紹介・あらすじ

八幡神出現の欽明天皇の世から現在まで、日本人の信仰の対象となった
八幡神とは如何なる神か。
 “八流の幡と天下って吾は日本の神と成れり”と宣言した八幡神が、
もし第十六代応神天皇であるならば、鎌倉幕府の北条氏は平氏、八幡太郎義家を
祖とする足利・新田・佐竹・武田氏も源氏の臣しんせきこうか籍降下の皇子を出自とし、
桓武天皇を源流とすることでは同じである。また天智系桓武天皇も天武系聖武天皇も
元はと言えば応神天皇を祖とすることでは同じなのだ。
 とすれば、応神天皇=八幡神とは何を意味するのか。
日本の国家の起源および日本人の出自はいったいどうなるのか。
著者自ら、このような疑問とその探索を動機として執筆し、
古代史の常識的イメージに挑戦する話題の書。

著者プロフィール

旧姓福岡。1940年東京生れ。東京空襲の1年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社。
著書に『馬子の墓』『義経紀行』『漱石の時代』『ヒロシマ』『アマテラス誕生』『武蔵坊弁慶』『隅田八幡鏡』「アマテラスの正体」『天皇象徴の日本と〈私〉1940-2009』『八幡神の正体』『古代七つの金石文』『法隆寺の正体』『日本古代国家の秘密』『ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか』『「猫」と「坊っちゃん」と漱石の言葉』『日本古代史問答法』『エミシはなぜ天皇に差別されたか』『沖縄!』『蘇我王朝の正体』『日本古代国家と天皇の起源』(いずれも彩流社)、『応神=ヤマトタケルは朝鮮人だった』『仁徳陵の被葬者は継体天皇だ』(河出書房新社)、『日本人の正体』(三五館)、『漱石の秘密』『あっぱれ啄木』(論創社)、『日本古代史集中講義』『「日本書紀」集中講義』『干支一運60年の天皇紀』『天皇象徴の起源と〈私〉の哲学』『改訂版・八幡神の正体』『日本古代史の正体』『天武天皇の正体』『日本書紀と古事記』『天皇の系譜と三種の神器』(えにし書房)。

「2023年 『蝦夷と東北の日本古代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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