村上春樹とポストモダン・ジャパン グローバル化の文化と文学

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  • 彩流社 (2014年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (186ページ) / ISBN・EAN: 9784779120053

作品紹介・あらすじ

村上春樹はグローバル・ポピュラー・カルチャーとしての「アメリカ文学」を

日本語で書いた作家である…。

アメリカ文学、カズオ・イシグロ、ディザスター映画、宮崎駿、新自由主義と

ポストモダニズムなどを縦横に論じる新たな「文学論」の冒険。

急逝した気鋭の批評家が残した遺稿を編む(「文學界」2013年9月号、

2014年2月号掲載ほか)。

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹についての批評を読もうと思ったら、村上春樹を通したポストモダン批評だった
    ハーヴェイの『ポストモダニティの条件』を苦しみながら読んだ甲斐があって、なんとか理解できた
    なかなか理解するまでが難しいけど、ポストモダン批評ってスッと自分の中に入ってくる気がする

  • 村上春樹のリベラルなポストモダニズムとリアリズムの関係を20世紀初頭のリベラリズムの文学の勃興としてのモダニズムとリアリズムの関係の写し絵として見てみよう。現在の村上作人における労働の消滅は厳密な意味ではポストモダンな現象である。

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著者プロフィール

Reiichi Miura 1965年生まれ、
一橋大学大学院言語社会研究科前教授。
専門はアメリカ文学、ポストモダニズム。
2013年10月9日、病のため急逝。
著書
『ポストモダン・バーセルミ―「小説」というものの魔法について』
(彩流社)
訳書
ウォルター・ベン・マイケルズ『シニフィアンのかたち―
1967年から歴史の終わりまで』(彩流社)。
共編著
『ジェンダーと「自由」―理論、リベラル、クィア』(彩流社)
『文学研究のマニフェスト―
ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門』(研究社)ほか。

「2014年 『村上春樹とポストモダン・ジャパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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