絵はすぐに上手くならない

著者 :
  • 彩流社
4.06
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本棚登録 : 434
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779121180

作品紹介・あらすじ

本書は、「すぐ身につく」「○週間でマスター」といった短期的に
身につけられると謳ったものとは正反対の本です。
絵を描く技術書ではなく、“絵を学ぶ思考と方法”そのものを論じた
画期的な一冊です!
絵には、「すぐに上手くなる部分」と「すぐに上手くならない部分」が
あります。それらをきちんと分類して提示するのが本書の狙いです。

★絵を学び始めた人、学ぼうとしている人、
 そして、絵で挫折した人は必読です!

技術書に飛びつく前にぜひ!

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、絵画の上達法を調べる上での誤解・思い込みを整理できる。インターネットで検索すると、よく定義不足と人間が整理しやすい段階的な思考の議論で、堂々巡りに陥ってしまう。そこで著者の知見により絵の能力の分解をすることで、それぞれの練習法を分類をし絵の上達の地図を手に入れることができる。そして幻想による思考停止・そもそも入手できる能力は何なのかを新たに知ることができ、読んだものは大きな自信を得るだろう。

  • 20151212
    ・そもそもなぜ絵が上手くなりたいのか。
    自分の絵の目的を考える。自身のここまでできてら成功だ!というラインを考えていなければ、いつまでたっても絵が上手い、という状態にはなり得ない。

    自分が絵を書く目的。
    漫画を描きたい。
    人物を主体とした納得のいく一枚絵を仕上げたい。
    自分の個性を持って似顔絵を描いて身近な人にプレゼントしてあげたい。

    ・上手くなっても楽に描ける日は永久に来ない。逆に上手い人の方が必死に描いてたりする。

    ・作品制作はすぐすること。上手くなってから作品を作ろうと思ってたら、永久に作品は作られない。

    ・映像写真系、コンセプトアート系が自分には近いように思える。
    これらタイプに合った練習

    クロッキー、デッサン、スクラップブッキング

    ・目標を持ってトレーニングをする。自分で何のためにこの練習をしているか、を把握していないと向上には繋がりにくい。

    ・構図が取れないのは物理的に姿勢が悪くて、本当に視野が狭くなっているのも原因のひとつ。鉛筆の先しか見えてない状態。全体を見渡す意識をもつ。

    ・デッサン→立体物を描写。
    ・模写→平面を描写。写真の模写はデッサンではない。

    ・クリアファイルに入れて自分の好きなものを時系列で追えるスクラップブッキングをしてみよう。

    ・自分の感性を技術を以って形にするのがすごいのである。順番が違ったり、欠けたりしちゃダメ。
    感性、センスは自分に自信を持ち、自分自身を見つめ直し、高めることで鍛えられる。

    ・感性は様々な経験を積むことで得られる。つまり人間として成長しなければならない、ということ。

    ・世間の常識とのズレ。これが自身と他人との違いであり、強みとなる部分。これを磨く手段としてデッサンやクロッキーなるものがある、という考え方。

    ・事例、該当するのは

    p.126健太さん
    対策:デッサンと模写が大事。人間だけでなく、動物や昆虫等も描いてた幅を広げるのもいいかも。
    p.143琥珀さん
    好きなものの源流を探って、本物や原点をしっかりと勉強することによって、絵やら物語に骨太感、しっかりとした土台が生まれる。
    上っ面の理解でなく、その内側までも知るような深い理解が望ましい。

  • 絵を描くことをハウツー化したよくある本、という印象。他のハウツー本をあまり読んだ事がないから比べられないけど。この本の切り口というかアプローチ方法が個人的には合っていたようで途中で投げ出さずに最後まで読めた。

  • 分かりやすい図解とイラストでとても参考になる
    上手いだけじゃなくて、使えるようなスキルが要るのは本当にそう思う
    絵コンテのスクーターの話しね↑

    デッサンだけではなくて、ひらめきや伝える力が必要
    どうしても上達が芳しくなくても
    違う方法で自分のスキルを上げてほしいです

  • 本書は、絵を描くための技法を著したものではなく、トレーニング法を記したものです。
    スポーツの場合、どの筋肉を鍛えるべきか、瞬発力が必要なのか持久力か、パワーなのか、スピードか、はたまたしなやかさなのかなどなど、種目や目的によってトレーニング方法も変わってきます。
    絵も同じだそうです。何のために絵を描いているのかによって、それぞれ強化する分野が異なり、適切なトレーニング法を選択することで、効率よく上達させることができるといったようなことが書かれてかりました。
    そのためには、まず目的をはっきりさせることです。趣味で余暇の気晴らしに絵を描いているのか、それとも絵を生業にしているのかによって、トレーニングの仕方が変わってきます。また、絵を生業にしているといっても様々です。芸術を追及する画家なのか、イラストレーターなのか、デザイナーなのかによって、同じ絵でも種類が異なります。絵がうまくなりたいと思ったら、まずは目的をはっきりさせ、最適のトレーニング方法を見極め、そして、あとはひたすら描き続けることが大事なようですネ。いずれにせよ、やっぱり道のりは険しそうです。





    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
    http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 人の認識に迫る心得とそれぞれの方法。
    絵が描きたい人は手段なのか目的なのか。
    初心者におこるなぜに迫ってから、絵の書き方のパターンと必要な技術をタイプ別に紹介している。
    これを読めばデッサンや、やや根性論な絵描き論に対して独学でアプローチするヒントが学べる。
    子供の時に体験した白いキャンパスに絵を描くことが楽しかったはずなのに今はその手を動かせない。でも、描きたいに答えてくれる。

  • Z1

  • 新しい知識を得ることはなかったが、思考を整理して改めて提示されることで自分のやり方に自信を持って手を動かせるようになるのかもしれない。
    ネットの意見のまとめ・文句じみたところもあり、あまりプロならではの視点は窺えなかった。

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