諜報の現代史: 政治行動としての情報戦争

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779121395

作品紹介・あらすじ

諜報は情報の戦争である。他国との常なる、見えざる戦いだ!
それ故に「諜報の戦いも他の手段を以ってする政治の継続」だ!

わが国を取り巻く国際環境は平和主義の理想郷には程遠い。
諸国家には厳然たる境界線があり、互いにその存亡を賭けて
安全保障と最大限の国益を確保するために水面下で熾烈に争っている。
国際政治の場での隠れた戦いは極めて深刻である。

 本書は「政治行動としての情報戦争」という視点に立って、
個々の事件と国際政治や政治権力との関わりを中心にまとめ、
国策としての諜報や情報活動の複雑極まりない陰の世界に光をあてる。

著者プロフィール

うえだ・しげる
1940年生まれ。東京外国語大学ロシア科卒業。NHK記者として、元モスクワ特派員(旧ソ連・東欧担当)、ワルシャワ移動特派員(ワレサの連帯運動)、テヘラン移動特派員(ホメイニ革命、イラン・イラク戦争)、解説委員。元・日ロ交流協会 顧問、副会長。
著訳書に『カーター回顧録』(共訳、持田直武 他訳、日本放送出版協会、1982年)、『新・ロシア人 上・下』(共訳、ヘドリック・スミス 著、飯田健一 監訳、日本放送出版協会、1991年)、『最後のロシア皇帝  ちくま新書』(植田樹 著、筑摩書房、1998年)、『コサックのロシア  戦う民族主義の先兵』(植田樹 著、中央公論新社、2000年)、『チェチェン大戦争の真実 イスラムのターバンと剣』(植田樹 著、日新報道、2004年)、『キャラバン・サライのロシア  歴史・民族・地政学 上・下 ユーラシア選書8・9』(植田樹 著、東洋書店、2008年)、『ロシアを動かした秘密結社 フリーメーソンと革命家の系譜』(植田樹 著、彩流社、2014年)、『諜報の現代史 政治行動としての情報戦争』(植田樹 著、彩流社、2015年)、『デーモンの画家ミハイル・ヴルーベリ その生涯と19世紀末ロシア』(植田樹 著、彩流社、2016年)、『ロシア・ナショナリズムの深層 ドストエフスキーの視線から』(植田樹 著、彩流社、2019年)などがある。

「2022年 『ロシア民族精神の深淵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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