妄想と強迫: フランス世紀末短編集

制作 : ´Edouard Dujardin  萩原 茂久 
  • 彩流社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779122279

作品紹介・あらすじ

妄想と強迫観念に囚われた人間たちの心を解剖した、
19 世紀末フランスの悪魔的短編小説集。

20 世紀モダニズム文学に広く使われた手法、
「内的独白」(意識の流れ)。
ジェイムズ・ジョイスに影響を与え、マラルメに賞賛された
『月桂樹は切られた』(邦訳『もう森へなんか行かない』)で、
誰よりも早くその手法を用いた作家、デュジャルダン。

『内的独白について』(思潮社、鈴木幸夫・柳瀬尚紀訳、1970 年)、
『もう森へなんか行かない』(都市出版社、鈴木幸夫・柳瀬尚紀訳、
1971 年)以降、日本では広く知られることのなかった
デュジャルダンの、若き日の作品が本書で掘り起こされる!

感想・レビュー・書評

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  • 13の短篇からなる小説。

    題名に惹かれて購入。

    内容は、いかにも(?)フランス文学と言った感じの抽象的な味わい。

    しかし、描かれているのは、「内的独白」ともいうべき内容で、「妄想と強迫観念に追いつめられる精神」(帯より)であり、少し重い。

    抽象的な描き方なので、一読しただけでは、物語の本質は味わえないと思う。

    いくつかの短篇は気に入って、何回か読み治した。

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著者プロフィール

Édouard Émile Louis Dujardin.
1861 年生まれ。初期の象徴派に属する作家・詩人。
1886 年『妄想と強迫』、
1888 年『月桂樹は切られた』を刊行。
1891 年、詩『恋愛の喜劇』。
それ以降、作者の興味は宗教史の研究などに移り、
初期の象徴派的作品への注目をそらせる。
1949 年死去。

「2016年 『妄想と強迫 フランス世紀末短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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