洋ピン映画史(仮) (えろこれ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779122422

作品紹介・あらすじ

「洋ピン」黄金時代は70 年代。
仏国のサンドラ・ジュリアン、
米国のシャロン・ケリー、
スウェーデンのマリー・フォルサら女優が多数
来日したのだった。

本書は1960 年代~ 90 年代までの約30 年間、
日本の映画市場に流布した
欧米のポルノ映画についてまとめたものである。

ポルノ映画とはいえ、日本には純粋なそれは存在しない。
修整されたそれらは結果的に、当時作られていた
セックスシーンを疑似演技で撮影した日本のピンク映画
(独立プロ成人映画)となんら変わりがない。
そこから洋画ピンク(洋ピン)という
日本独特の呼称が生まれた。それらは
きわめて鑑賞意欲を殺ぐものではあったが
大きな集客はあった。億単位の高配収を記録した作品も
なかにはある。しかしそれらが忽然と消えた。
時代がそれらを必要としなくなったのだ。

ビニ本の流行、AVの普及、雑誌・写真集における
ヘアヌード解禁、新風営法による規制強化、
ネットによる無遠慮な裸像の露出。
ボカシだらけの「洋ピン」を見るために
映画館へ行く者はいなくなった。

映画を大衆娯楽のひとつとした場合、
「洋ピン」もまた無視できない存在だったといえる。
日本における「外国映画公開史」として、
おそらく映画業界からも忘れられつつある
「洋ピン」の歴史を、
主に話題となった作品をセレクトしつつ
在野の研究者が高濃度に綴る。

著者プロフィール

にかいどう・たくや
1947年、生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。
小学生時代より映画に親しみ、新東宝、東映時代劇、日活アクション、
やくざ映画、香港活劇、そして欧米の娯楽映画全般と
B級と評される映画を徹底的に観続け、評論活動を展開。
『キネマ旬報』に連載された「イタリアン・アクションの誇りと栄光」
をはじめとする一貫した批評姿勢に共感するファンも多く、その後の
ジャンル映画再評価に多大な影響を与えた。
著書に
『荒野とドルと拳銃と  極私的マカロニウェスタン映画論』
(彩流社、2019年(『イタリア人の拳銃ごっこ』フィルムアート社、
 2008年の増補改訂版))、
『マカロニアクション大全 増補改訂新装版
 映画秘宝COLLECTION』(洋泉社、2016年)、
『洋ピン映画史  過剰なる「欲望」のむきだし 
 えろこれ』(彩流社、2016年)、
『ピンク映画史 欲望のむきだし  えろこれ』
(彩流社、2014年)、
『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』
(洋泉社、2013年)、
『剣とサンダルの挽歌  イタリア歴史活劇映画大全
 映画秘宝COLLECTION 40』(洋泉社、2010年)、
『マカロニアクション大全 剣と拳銃の鎮魂曲
 増補改訂版 映画秘宝COLLECTION 31』
(洋泉社、2005年(初版1999年))、
『マカロニ・マエストロ列伝 
 暴力と残酷の映画に生きた映画職人たち  
 映画秘宝 COLLECTION』(洋泉社、2005年)などがある。

「2020年 『日本映画裏返史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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