グローバルリーダーを育てる北海道大学の挑戦

制作 : 玉城 英彦  帰山 雅秀  𢎭和順 
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779123061

作品紹介・あらすじ

昨今の排外主義の嵐は、日本でも欧米でも強まっており、
反グローバリズムが原因とされる。
しかし現実にはグローバル化は避けて通れず、
むしろ今こそ、
あらゆる角度からグローバル化に対応できる体制を
大学が構築し、幅広い知識と品位ある自律的な若者を
育成することが早急の課題である。

北海道大学では2013年より、北大の前身である
札幌農学校二期生で、国際連盟事務次長を務めた
新渡戸稲造の精神に則り、新渡戸カレッジを創設。

上すべりの英語教育などではなく、
多様な文化的・社会的背景を持つ人々と円滑に
コミュニケーションをとり、
問題解決能力やチームワーク力を身につける
特別教育プログラムを行なっている。

「フロンティア精神」
「国際性の涵養」
「全人教育」
「実学の重視」
という北大の4つの基本理念に基づき、

①北大12学部横断的プログラム

②留学の義務化(経済の低迷により留学などの
ゆとりのない家庭が増える中、
大学がその機会を積極的に与えられる意義は大きい)

③北大同窓生を活用したフェロー制度

などを特徴とする。

それらの担い手たちが
新渡戸カレッジの新たな取組みを
詳細に紹介、北大だけでなく、
より多くの教育現場での実践のためにと
指南書としてまとめたのが本書である。

著者プロフィール

たましろ・ひでひこ
北海道大学名誉教授、名桜大学共同研究員。
世界保健機関(WHO)元職員。
専門は疫学・グローバルヘルス。
主著『新渡戸稲造 日本初の国際連盟職員』
(2017年、彩流社)、
『世界へ翔ぶ-国連機関をめざすあなたへ』
(2009年(彩流社)他、本書の前著となる
『グローバルリーダーを育てる北海道大学の挑戦』
(2017年、彩流社)を編著。

「2018年 『グローバルリーダーを育てる北海道大学の挑戦 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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