ロシア・ナショナリズムの深層;ドストエフスキーの視線から

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779125638

作品紹介・あらすじ

現代ロシアの
沸騰するナショナリズムの本質を
ドストエフスキーから読み解く!

ソ連崩壊後の混乱と怒りと屈辱感は、
最近の力によるクリミアの併合やウクライナへの介入、
トルコやシリアへの軍事的支援など、
今から150年前のクリミア戦争の敗北から農奴解放、
革命へと向かう一大転換期の時代と類似点が極めて多い。

ドストエフスキーは19世紀後半のこの時期、
『カラマーゾフの兄弟』などの大作の執筆の傍ら、
雑誌に連載した『作家の日記』の評論で、
スラヴ派の論客として政治、社会評論家として
精力的に活動したが、
その主張や当時の対ヨーロッパについての屈折した視点や感情は、
現代のロシアの行動を理解する上では不可欠である。
また付録の「ペトラシェフキー事件」は
ロシアの知識人に共通する思想的骨格であり、
今日に至るロシア人の独特の心理的背景を理解する好材料である。

本書は、プーチンに率いられる
現代ロシアの強力なナショナリズム、
大国意識の底にあるスラブ主義の本質に迫るものとなっている。

著者プロフィール

1940年東京生まれ。1964年東京外大ロシア科卒業、
同年NHK放送記者、入局1974〜79年モスクワ特派員、
1992〜2000年解説委員、
その後、モスクワ会(在東京マスコミ各社ロシア専門記者会議)
代表幹事。日ロ交流協会 顧問、副会長など歴任。

主な著訳書
『最後のロシア皇帝』ちくま書房(新書)1998年
『コサックのロシア』中央公論新社 2000年
『チェチェン大戦争の真実』日新報道 2004年
『キャラバン・サライのロシア(上・下巻)』
東洋書店 2008年
「ロシアを動かした秘密結社』彩流社 2014年
「諜報の現代史』彩流社 2015年
『カーター回顧録』(上・下巻)共訳
日本放送出版協会 1982年
『新・ロシア人』(上・下巻)共訳
日本放送出版協会

「2016年 『デーモンの画家 ミハイル・ヴルーベリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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