アマディス・デ・ガウラ(上)

  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779126284

作品紹介・あらすじ

『ドン・キホーテ』の原点…「ドン・キホーテ・デ・
ラ・マンチャ」の頭を狂わせたスペイン最古の騎士道物語。

ガウラ(フランス)王とスコットランド王女との間に
生まれた不義の子「アマディス(アマデウス)」についての
物語「アーサー王伝説」につらなる、全ヨーロッパを舞台に
したアマディスとオリアナ姫との禁断の恋と
各国との死闘を描く奇想天外な伝説の書、大長編、前半!
本邦初訳!

「ドン・キホーテはまだ眠っていた。…ニコラス親方がまず
手渡したのは『アマディス・デ・ガウラ 全四巻』であった。
司祭が言った。
「はて面妖な。聞くところによると、この書物こそが
スペインで印刷された最初の騎士道本であって、ほかのものは
これを手本とも模範とも仰いでいるそうな。
邪悪なる教義を説く一派の祖師であれば、迷うところなく火刑じゃ。」
「いやいや」と親方が言った。
「この分野の書物で最良の出来だとも聞いておりますよ。
最高傑作として許されるべきですな。」
(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第6章より)

著者プロフィール

Garci Rodoríguez de Montalvo.1450?~1505.
詳細不明だが、著者自身が前作『アマディス・デ・ガウラ』の
最後に記しているところによるとメディナ・デル・カンポ
(カスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドの近郊)の
名士であったらしく、当市の議員を務めていた。
モンタルボ家の子孫の裁判記録によると、1505年には死亡していた
ようで、『アマディス・デ・ガウラ』の出版を見ずに亡くなっていた
ようである。邦訳に『アマディス・デ・ガウラ(上・下)』(彩流社、
2019年)がある。



「2020年 『エスプランディアンの武勲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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