快読『赤毛のアン』: こんな「アン」、見たことない! (フィギュール彩)

著者 :
  • 彩流社
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本棚登録 : 21
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170157

作品紹介・あらすじ

●NHK朝の連ドラ『花子とアン』でも大注目されること間違いなしの『赤毛のアン』!
多くの文学少女の心を捉えてきた不朽の名作ですが、知っているようで知らない、そして、あらすじをたどるだけでは分からない原作の面白さを、児童文学専門の著者が、章ごとにポイントとウンチクを徹底解説します。
連ドラの主人公・村岡花子がどのようにアンを訳したのかなども詳細に解説し、『赤毛のアン』の世界が10 倍楽しめる内容です!
●文体は「ですます調」で、分かりやすいレクチャーを聴いている感じです!

感想・レビュー・書評

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  • ダイアナは、とても美しいと言われているブラック・アイリッシュでは。

    「赤毛のアン」に出てくる登場人物の言葉使いや名前、作者モンゴメリー研究、作品当時の時代背景から、登場人物のおかれたバックグラウンドや心情を解説。
    というと、堅苦しく思う方もいるかもしれませんが、著者も書いている通り、あらすじを追いながら「快読」、楽しく読める本です。

    後半は、村岡花子さんはじめ、3者の邦訳を比較したり、日本での赤毛のアンの受容、また、それを研究する海外研究者の紹介など、「赤毛のアン」をもう1度楽しめる「再読「赤毛のアン」」でもあります。

  • アンの時代背景、文化的背景、そして最後の章の訳文の比較、とても興味深くおもしろかった。ただ、赤毛のアンはフェミニズムだろうとその点で矛盾していようとなんだろうと魅力的なのである♪( ´▽`) マリラの隠れた顔もおもしろかったな〜。

  • とても読みやすく、興味深い内容。「赤毛のアン」愛読者なら必読だと思う。

    マリラが主人公だってどうして気づかなかったんだろう? 村岡花子訳がこんなにバサバサ省略されたものだったとは! いろいろ目を開かせられた。

    Part3では、村岡花子、松本侑子、掛川恭子の翻訳を比べてあり、ここも勉強になった。

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プロフィール

Nobuhiko Hishida
川村学園女子大学教授。
1963 年、名古屋生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。専門分野は英米の小説、とくに児童文学。
「ハリー・ポッターとイギリス階級社会」、「Talking Beasts のジレンマ――〈ナルニア国ものがたり〉について」、「ダイアナ・W・ジョーンズ『ハウルの動く城』におけるウェールズ表象と階級意識」など、児童文学作品における階級や帝国の表象について研究を進めている。訳書にブライアン・アトベリー『ファンタジー文学入門』(大修館、共訳)がある。

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