黒いチェコ (フィギュール彩)

著者 :
  • 彩流社
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本棚登録 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170409

作品紹介・あらすじ

一九一八年、チェコスロヴァキア共和国が成立して以来、この国にはざっと数えて、七つの体制が存在する。その間、三回にわたり、歴史は大きく書き換えられた。ナショナリズムを鼓舞して。体制に都合よく。自由の幻想のために。国民の記憶である歴史を塗り替えながら、国は国である準備をする。
 プラハという小さな街では、隠されているはずのものがひょっこり顔を出す。自国ではよくわからないことが、ふとわかってくる。チェコの歴史をしつこく追いかけているうち、歴史とはなにか、国とはなにか、その本質が突きつけられていた。
 本書を鍵に、全体主義の意味を見通してみよう。プラハ訪問前に読めば、見えないものが、きっと怖いほど見えてくる。

著者プロフィール

1963年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。スロヴァキア在住のフリーランスの記者・編集者。主な著書に、『プラハのシュタイナー学校』(白水社、2010年)、『棄国ノススメ』(新評論、2015年)、『黒いチェコ』(彩流社、2015年)、『岐阜を歩く』(彩流社、2016年)、『不自由な自由 自由な不自由 チェコとスロヴァキアのグラフィック・デザイン』(六耀社、2017年)がある。

「2017年 『イマ イキテル 自閉症兄弟の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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