現代アメリカ文学講義: 小説と批評のあいだ (フィギュール彩 60)

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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170638

作品紹介・あらすじ

「小説」と「批評」を面白く読むために。

米政府の奨学金を得てニューヨークで1年間の生活を
送った著者の専門は「劇文学」だった。
その後、ウィスコンシン大学二十世紀研究所で過ごした際に、
ポストモダン小説の巨人、ジョン・バースの知遇を得て、
気がつけば劇文学から「アメリカ現代小説」の世界に
どっぷりとのめりこんでしまっていた。

「小説」という摩訶不思議な世界に迷いこんだ著者は、
研究者としてのみならず批評家としても多くの雑誌に
「アメリカ小説」について書いてきた。
1990年までに書いたものはすでに書物として刊行され、
その後に書いたものはまとめられていなかった。
若い世代の人たちが面白く「アメリカ文学」を読めるよう
入門書としての体裁をとり、読者がさらに深く
「アメリカ文学」に目を向けてもらうための案内書。

著者プロフィール

いわもと・いわお
1930 年大分県生まれ。アメリカ文学者、筑波大学、
麗澤大学名誉教授。1953 年東京教育大学卒業。
中央大学、東京学芸大学を経て筑波大学教授、
1990 年退官し麗澤大学教授、2003 年退職。
主な著書には、
『現代アメリカ作家の世界』(リーベル出版、1988年)、
『変容するアメリカンフィクション』(南雲堂、1989年)、
『ミドルタウン物語』(沖積舎、1999年)、
『シオドア・ドライサーの世界』(成美堂、2007年)等が、
主な訳書には、
『結婚しよう』(ジョン・アップダイク、新潮社、1978年)、
『フローティング・オペラ』(ジョン・バース、講談社、
1980 年)、『アップダイク自選短編集』(新潮文庫、1995年)、
『ゴルフ・ドリーム』(ジョン・アップダイク、集英社、
1997年)、『レターズ』(ジョン・バース、共訳、国書刊行会、
2000年)、『カッコーの巣の上で』(ケン・キージー、白水社、
2014年)等がある。

「2016年 『現代アメリカ文学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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