ショッピングモールの社会史 (フィギュール彩)

著者 :
  • 彩流社
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170867

作品紹介・あらすじ

人や物の集まる「場」であり、
今や巨大化・エンターテインメント化する
ショッピングモール/センター。

その歴史と建築様式の変遷を、
成り立ちから現在までひもとく、初の通史。

現代の高度消費社会において最も効率的に
人々の消費欲望を喚起させ、充足させる装置、
それが「ショッピングモール/センター」。
アメリカで飛躍的に発展し、
建築様式、立地、業態、コンセプトと
さまざまな変化・進化を遂げたモールの
これまでと今を、
モータリゼーションなどの時代背景との関わりや、
革新をもたらした商業施設デザイナー・
ジョン・ジャーディや「モールの神様」
ビクター・グルーエンら立役者の存在にも
スポットを当てて通覧。
図版多数収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2020.12.29 とにかく良く調べられていて素晴らしいと思う。もう少し、現代のお話のボリュームがあると良いとは思うが、一通りのショッピングセンターの米日の変遷が分かる。勉強になった。

  • 日本ショッピングセンター協会JCSC 一つの単位として計画、開発、所有、管理運営される商業・サービス施設の集合体で駐車場を備えるもの

    ショッピングモール→テナントがモール状(通路状)に配置されているもの

    パサージュ(通路・抜け道)

    モールの神様 ビクター・グルーエン エンクローズド型
    大戦後の新しい街を創造するプロジェクト194X
    買い物のために平和に満ちた場所 長時間にわたる買い物でも疲れを感じさせない

    江戸の呉服商 三越、伊勢丹、そごう、松坂屋→昭和初期には百貨店へ
    昭和 電鉄事業の百貨店への参入

    1930年 浅草~上野地下鉄 地下街

    1960年代 スーパーマーケット 東京青山・紀伊国屋(1959年には1,000店舗)

    ダイエー 駅前立地型の商業施設 SSDDS self service discount department store
    1961年 神戸三宮ダイエー

    1968年 香里店(大阪府枚方市) 郊外型ショッピングセンター
    ダイエーは自社事業で店舗開発を進める方針

    ジャスコ(ダイエー、イトーヨーカ堂、西友に準ずるポジション)
    積極的なスクラップ&ビルド 岡田家「大黒柱に車をつけよ」
    三菱商事との共同出資 大阪市・ダイヤモンドシティ

    中小小売店の反発→百貨店法(届け出の対象が企業単位・各フロアを別法人として出店)→1973年大規模小売店舗法
    1991年日米構造協議・非関税障壁であると指摘

    ファッションビル 1969年池袋パルコ(イタリア語で公園の意)
    渋谷パルコが基幹店 メッセージ 「モデルだって顔だけじゃダメなんだ」「死ぬまで女でいたいです」「鶯は誰にも媚びずホーホケキョ」「時代の心臓を鳴らすのは誰だ」 刺激的で教宣的なメッセージ
    イメージ広告を行う企業はわずかだった時代

    ファッションビルが多く出店した地区 原宿、青山地区→旧代々木練兵場(代々木公園とNHK)がGHQに摂取→米軍関係施設→アメリカ文化に憧れる人が集った。

    不動産系のディベロッパーの事業参入 ららぽーと船橋

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

さいとう・とおる
1958年生まれ。1982年西武百貨店入社。
流通産業研究所、パルコを経て
1997年大手広告会社入社。
現在、研究部門で生活者・トレンド研究、消費・流通などの
分析を行っている。
著書『吉祥寺が『いま一番住みたい街』になった理由』、
編著書『超高齢社会マーケティング』ほか。

「2017年 『ショッピングモールの社会史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斉藤徹の作品

ツイートする
×