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- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779301988
感想・レビュー・書評
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質的研究は世界のとらえ方一つとなり、他の誰にもできないものになりうるからである。独りよがりなとらえ方ではいけないが、第三者にも共有可能な形で表現できたならば、それで十分。学問の知の一部となる。
世界全体を眺め、それらをすべて吸収するつもりで、改めてあたりを俯瞰するように見渡してみる。
相手を理解することが観察の目的のひとつである。学問とは問うて学ぶもの、問うのは自分自身。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三葛館一般 002.7||IT
著者自身の育った原風景や中国・ベトナムなどを旅して習得したことから「質的研究」の世界へ引き込まれていく一冊。
随筆を読むという感覚で読んでいってもおもしろい。
「質的研究」の終わりのない旅へ案内してくれます。
著者は「書くことが苦手だった」といっていますが、人を惹きつける文章で、研究初心者にも大変わかりやすく書かれています。うまく読み終えた暁には「質的研究」とはこういうことなのかと理解できるでしょう。
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55277
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