岐路に立つグロ-バリゼ-ション: 多国籍企業の政治経済学

制作 : 田中 祐二  板木 雅彦 
  • ナカニシヤ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779502941

作品紹介・あらすじ

グローバル化の担い手である多国籍企業を中心に、投機・サービス経済化、巨大化するアグリビジネス、食の安全、知的所有権、国際標準戦略、FTAとEPA、気候変動問題など、世界経済が直面するさまざまな課題を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 1990年代後半以降はICTの急激な発展により貿易可能化革命が生じ、情報それ自体や情報の加工を串した新しいサービス貿易が拡大している。またICTの発展は、一部のサービス生産労働を標準化、単純化し、企業はそうしたサービス生産労働を外国に移転し、国内生産のサービス調達外国生産のサービス調達にオフショアリングするという事態が起きている。
    国際標準化の3つの波。
    1.第一の波は技術主導による波である。ISO、IEC、ITUなど
    2.企業主導の波
    3.市場、政府、社会主導の波:HDTVや携帯電話の通信規格

    EPA(Economic Partnership Agreement)
    EPAの主な推進派は東アジア自由経済圏の形成を望む電気・情報通信・輸送機械業界や日本経団連である。その反対派は、市場開放によって損失を被る農林水産省や農協である。

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