- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779505737
感想・レビュー・書評
-
協同学習の精神論の深いところから具体的な実践の方法まで詳細に書かれている。手元において自分の実践と照らし合わせながら繰り返し読みたい本。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教育は学習者の心理を踏まえて進めなければならないとあとがきに書いてあります。
本書を読み、協同学習の可能性を感じました。
実践してみようと思います。 -
協同学習を実際に取り入れるさい、どのような注意点があるのか、どうすれば効果的な参考になる1冊。
-
共同学習の精神が論じられるとともに、共同学習が上手くいかない時の問題点や改善点をチェックするための具体的なポイントが示されている。
-
協同学習とはテクニックやスキルではなく、教育原理や理念であることを感じさせてくれる重厚な一冊。OPAC → http://p.tl/CePw
-
いい本!共同学習について理論の基本から実践へのヒントまで、さまざまな気づきや発見、再確認を促してくれる。文章も平易でありながら詳しく、これまで読んだファシリテーション本をより詳しく理解・補完できた。
-
グループ学習が協同学習ではない
協同学習とは教育の基本的な考え方を体系的に示す教育理論であり,教育の原理である
集団の仲間全員が高まることをメンバー全員の目標とする
一斉の協同学習,個別の協同学習,グループによる協同学習 -
教育方法学の副読本(参考書)として指定。
協同学習=グループでの学習(なれ合い,誰か1人に負担がかかる,…)
といった認識を持っている人に読んで欲しい。協同と競争を形態ではなく目標の違いとして捉えるドイチュの考えから発し,競争や個別の学習と比べて,協同による学習が多くの教育者が目指す目的を達成できる可能性が高いことを語る。また,筆者は協同による学習は一斉指導や個別学習でも可能であることを強く主張する。その前提となる状態を理解することが協同による学習を自分のものにする第一歩であろう。
さらに,「理念は分かるけど実際どうするの」という読者の期待も裏切らない。協同学習において教師の準備や関わりが重要であることを踏まえ,実際の授業でどのように工夫するかも提案する。
教育実践者に一度は読んでもらいたい本。 -
犬山市の学び合いについても、佐藤学氏の学びの共同体についても、協同学習(協調学習)の基本的な性格、方向性が似ている取り組みが各地で広まりつつある。方法論としても理論的にも整理が必要。でも少なくとも、協同的な学びの重要性は疑う余地がない、ということ。
-
この本はいい。
何よりしっかりとした流れを示してくれている。
それでいてすごくていねい。
協同学習という言葉、学び合いという言葉が大好きな人には必見だ。
課題からグループワークそして、カリキュラムデザインまで
参考になることがたくさんです。
おススメします。