日本の「学び」と大学教育

著者 :
  • ナカニシヤ出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779507762

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えた後の収穫物は2つあった。何れも大切なことなので、引き続き意識していきたい。

    日本の「学び」は、「よいかげんな知」を「しみ込み型のの学び」で得るプロセスであり、それは「非段階的」かつ「非透明性」な性質がある。自らが設定した目標に向かい、指導者の助言を得て模倣を繰り返すのが通常となる。主体的な学修には、従前より「よいかげん」の課題設定が必要。

    「正統的周辺参加」という考え方をゼミや研究室での指導に当てはめられること。もちろん日常業務にも応用可能。

    http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/opencourses/pf/3Block/09/09-1_text.html

  • 良い加減な知は、いわゆるいい加減なものではなく、きちんとした知を基本として成り立つこと。
    頭で考えるというよりは体が自然に動くもの。こういうの能力こそ、俊二の判断が要求される時代には必要不可欠であろう。

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著者プロフィール

2020年6月現在 東北大学大学院教育学研究科 教授

「2020年 『AI時代の教師・授業・生きる力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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