宇宙倫理学入門

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  • ナカニシヤ出版
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779511226

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙開発を倫理学的な視点から見てみよう、という本。
    特に有人宇宙開発からの宇宙植民について、それが許容される世界はどのようなものか、倫理学から述べている。

    技術的な点ではなく、倫理的なところから宇宙植民について述べている本は少ないと思われ、大変面白い内容でした。

  • 稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』読了。久々に人文書をちゃんと読んだ。宇宙SF自体は科学の進歩の結果として流行を過ぎて久しいが、リベラルな現代社会において許容されうる宇宙開発のあり方を構想するという試みがこれほど刺激的であったとは。人文研究らしい細々とした配慮に満ちていて読み応え十分。

  • 【内容紹介】
    タイトル 宇宙倫理学入門
    著者 稲葉振一郎
    出版社 ナカニシヤ出版
    本体価格(予定) 2500円
    ページ数 272p
    Cコード 0012
    発売予定日 2016-12-23
    ジャンル 一般/単行本/倫理(学)
    ISBN 9784779511226
    判型 四六

     宇宙開発はリベラリズムに修正をもたらすのか。宇宙開発が与える哲学的倫理的インパクトについて考察する、初の宇宙倫理学入門!
    http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784779511226



    【簡易目次】
    はじめに

    1 倫理学・政治哲学と宇宙開発――リベラリズムを中心に
      1-1 応用倫理学のなかの宇宙倫理学
      1-2 ミドルレンジの宇宙倫理学の困難

    2 「スペース・コロニー」の倫理学
      2-1 ジェラード・オニールの「島」
      2-2 オニール構想の吟味

    3 宇宙植民に意味はあるか?
      3-1 有人宇宙ミッションの意義?
      3-2 野田篤司の小惑星

    4 恒星間航行
      4-1 有人恒星間航行の絶望的困難
      4-2 「人間」の意味転換

    5 自律型‐人格的ロボット
      5-1 人格的ロボットの倫理学
      5-2 未来社会のひとつのイメージ――あるSFまんがから

    6 「宇宙SF」の現在
      6-1 宇宙SFの変質と解体
      6-2 ポストヒューマンSFの台頭

    7 リベラリズム再審
      7-1 「飛躍」の論理
      7-2 応用(宇宙・ロボット)倫理学から倫理学原理へ
      7-3 ハンナ・アーレントの宇宙開発論

    おわりに

    補論1 ニック・ボストロムの「超知能」と「シングルトン」について
    補論2 デイヴィドソン=ヒース的道徳実在論

    参考文献
    あとがき
    索引

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著者プロフィール

稲葉 振一郎(いなば しんいちろう)
1963年東京都生まれ。明治学院大学社会学部社会学科教授(社会倫理学)。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部講師、助教授を経て、2005年より現職。著書に、『ナウシカ解読 ユートピアの臨界』(窓社)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『経済学という教養』(ちくま文庫)、『オタクの遺伝子長谷川裕一・SFまんがの世界』(太田出版)、『「資本」論 取引する身体/取引される身体』(ちくま新書)『モダンのクールダウン』『「公共性」論』(NTT出版)、『社会学入門〈多元化する時代〉をどう捉えるか』(日本放送出版協会)、不平等との闘い』(文春新書)ほか。

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