高校教員のための探究学習入門 問いからはじめる7つのステップ

  • ナカニシヤ出版 (2021年3月20日発売)
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本 ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784779515613

作品紹介・あらすじ

学校現場で注目の集まる「探究学習」。
どのようにすれば質の高い探究者を育成することができるのか?

探究学習における問いの重要性を強調し、学校現場の実践事例を紹介しながら、探究学習のデザイン・実施・評価の方法を7つのステップで明快に説明する


本書は,「どのようにすれば質の高い探究者を育成することができるのか」という問いのもと,探究学習のデザイン―実施―評価の方法を7つのステップで説明しています。とりわけ,探究学習における問いの重要性を強調している点が特徴です。
また,探究学習を実践するコミュニティづくりができる工夫もしました。まず,各部の終わりには,よくある教員の悩みとその回答を紹介した「高校事例Q&A」を設けました。これによって,探究学習を進めるイメージをしやすくしました。探究学習の実践に先進的に取り組んでいる兵庫県立兵庫高等学校,福井県立高志高等学校,清教学園中・高等学校の先生方に回答をお願いしました。
次に,実践を振り返りながら学んでもらうために,各章に「15ミニッツ・ワーク」を設けました。ここでは,提示されている問いについて,思考し,言語化し,他者と対話するために15分間で行うワークが設定されています。この欄を使って校内研修やオンラインで読書会が開催されることを期待しています。
本書を通して,質の高い探究者を育成できる高校教員が増えること,そして,次世代の若者が良質な問いを生涯に渡って探究し続けるようになることを期待しています。(「はじめに」より)


著者紹介

編著者
佐藤浩章(大阪大学全学教育推進機構准教授)
博士(教育学)北海道大学。専門は高等教育開発。2002年に愛媛大学大学教育総合センター教育システム開発部講師となり,同大教育・学生支援機構教育企画室准教授,副室長を経て,2013年10月より現職。著書に『講義法』(編著),『大学のFD Q&A』(編著),『大学生の主体的学びを促すカリキュラム・デザイン』(編集代表),『大学教員のための授業方法とデザイン』(編著),『学生と楽しむ大学教育:大学の学びを本物にするFDを求めて』(共著),翻訳に『大学教員のためのルーブリック評価入門』(監訳)などがある。2015年より大阪大学で高校教員向けの探究学習指導セミナーの企画・講師をつとめる。

感想・レビュー・書評

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  • 探究の本を初めて読んだが、良い選択だったと思う。参考文献が豊富。

  • わかりやすい。実践的。ただ探究活動そのものが近頃は「レッドオーシャン」化している気がする。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054200

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/872558

    千駄ヶ谷にもあり。

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著者プロフィール

大阪大学 全学教育推進機構 教育学習支援部 准教授

「2023年 『大学教員の能力開発研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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