- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779515699
作品紹介・あらすじ
正しく伝える、豊かに語る――
作家歴40年のプロと日本語学者が、日本語のとっておきの秘訣を教えます!
日本語の運用能力をチェックしましょう。
リモート時代の今、直接会う代わりに文字でのやりとりは増えました。
伝達されたことばそのものに、より神経を注がざるを得ません。
文章に求められる役割はどうやらますます大きくなっていきそうです。
●著者
堀田あけみ
『1980 アイコ十六歳』(文藝賞を当時最年少で受賞)で作家デビュー。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授。作家の枠にとらわれず教育の現場でも、心理学、小説創作などで教鞭をとる。
村井宏栄
椙山女学園大学国際コミュニケーション学部准教授。日本語学、国語学を専門とし、研究テーマは日本語書記史、辞書史。2010年、日本語検定1級合格。平成22年度第2回日本語検定読売新聞社賞(最優秀賞)受賞。
感想・レビュー・書評
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仕事のため、改めて言葉遣い(特に敬語)についてしっかり学びたいと常々思っていた。よい本はないか色々と探していたところ、80~90年代に大好きだった堀田あけみさんによる日本語入門本発見!嬉しくて即買い求めた。大学では小説を書く授業を受け持っている堀田さん。日本語を巡る学生達とのエピソードはどれもユニークで、久々に堀田さんの現在の活躍振りを知ることがで来ただけでもファンとしては感無量だが、「日本語」とのつきあい方をテンポよくわかりやすく解説されており、「なるほど」の連続。
敬語の章は、堀田さんの同僚で共著の村井宏栄さんが担当されているが、使用例などが具体的で、どういうところで誤りやすいかも明確。今更知ることもたくさんあった!メールの「お作法」の解説もありがたかった。状況に応じて、その場に相応しい対応がスムーズに出来るようになりたいものだ。
文字でのやり取りの多い現代だからこそ、己の日本語運用能力をしっかり把握した上で、スキルアップしたいと思わせてくれた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/675572 -
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00289020 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054187
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日本語、特に話し言葉について書かれた本。
敬語って難しいですよね。わかりやすく、例文も多く、参考になりました。