個人と組織のための男性育休 働く父母の心理と企業の支援

  • ナカニシヤ出版 (2023年5月15日発売)
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  • 本 ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779517419

作品紹介・あらすじ

育休を取得した男性は心理的にどのように変わるのか?
育休を取得した男性は周囲からどのように思われているのか?
働く母親は育休を取得する男性をどのように考えているのか?
企業は男性育休をどのように支援し、どのようなメリットを得ているのか?

父親、母親、企業へのインタビュー調査や質問紙調査から、育休を取得した男性の心理や組織内での取得者への支援のあり方、現状の問題点を明らかにし、母親も父親も当たり前に育児ができる社会へ向かうための提言を行う。


「男性の育休を巡っては,制度や職場環境に焦点が当てられやすく,育休を取得する男性の心理的な側面はあまり注目されてこなかった。そこで,本書では,1ヶ月以上の長期育休を取得した男性に焦点を当て,キャリア意識や心理社会的変化などの心理的側面を解明し,男性の育休取得を推進するために企業がとるべき支援について検討する。本書の成果は,育休の取得を躊躇している男性の助けとなり,また,企業に対しては,制度面に加えてどのような心理的支援が必要なのかという示唆を与え,わが国が抱える喫緊の社会的課題に貢献できると考える。」(「はじめに」より)

 

 

●著者紹介
尾野裕美(おの ひろみ)
筑波大学人間系准教授。
日本製粉株式会社(現:株式会社ニップン)の人事,株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)のキャリアカウンセラー,株式会社リクルートマネジメントソリューションズの研究員を経て独立し,大学生のキャリア形成支援に従事。その後,横浜商科大学専任講師,明星大学准教授を経て2023年4月より現職。
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了,博士(カウンセリング科学)。

主な著書
『働くひとのキャリア焦燥感――キャリア形成を急ぐ若者の心理の解明』ナカニシヤ出版,2020年(単著)
『産業・組織心理学(シリーズ 心理学と仕事 第11巻)』北大路書房,2017年(共著)
『働くひとの生涯発達心理学――M-GTAによるキャリア研究』晃洋書房,2017年(共著)
 

 

感想・レビュー・書評

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  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/570430

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50339752

  • 育休をとった男性の心理に着目している点が面白いと思い、読んでみたが、内容は自分はよくわからなかった。
    ただ、サンプル数やアンケート数は正直少ないのでは?と思った。
    1時間のインタビューに対し、回答が1文なので、一部しか掲載していないとは思うが、調査→結果までの流れがわかりづらいと感じた。

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著者プロフィール

筑波大学人間系准教授。
日本製粉株式会社(現:株式会社ニップン)の人事,株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)のキャリアカウンセラー,株式会社リクルートマネジメントソリューションズの研究員を経て独立し,大学生のキャリア形成支援に従事。その後,横浜商科大学専任講師,明星大学准教授を経て2023年4月より現職。
筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了,博士(カウンセリング科学)。

「2023年 『個人と組織のための男性育休』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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