信じぬ者は救われる

  • かもがわ出版
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本棚登録 : 76
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780301557

感想・レビュー・書評

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  • 思考の多様性が失われつつある風潮を憂う本。科学的であることが正義ではありませんが、科学を装ってしまうとおかしなことになります。いまは科学的と思われている事象も、あとから振り返ると非科学的となってしまうこともしばしばです。そういったことも知りつつ物事を判断していく必要がありそうですね。図書館予約数は9(08/06/02現在)です。

  • (2008/3/14読了)久々にシビれた本。スピリチュアルやニセ科学を切り口として、善悪二分法でall or nothingになっている昨今の風潮に問題提起する書。著者は精神科医と物理学者という理系のお2人ですが、社会心理の解明というか、文系人間に非常に馴染みの良い内容でした。

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著者プロフィール

たくましいリベラルとして、右傾化する政治状況から現代社会の病理まで、メスをふるう行動派知識人。1960年生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部教授。『若者の法則』『ぷちナショナリズム症候群 若者たちのニッポン主義』『生きてるだけでいいんです。』『弱者はもう救われないのか』『「悩み」の正体』『リベラルじゃダメですか?』ほか、著書多数。

「2017年 『憲法の裏側 明日の日本は……』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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