もしマルクスがドラッカーを読んだら資本主義をどうマネジメントするだろう

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  • かもがわ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780305876

感想・レビュー・書評

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  • 私どもの職場でも目標管理(MBO)を取り入れているが、それがボトムアップの方法であり、そのマネジメント哲学は、まず個人目標、それに共通目標を与える、上司ではなく自分で方向付ける、上からの支配、ファシズムを否定するということにあるようだ。そしてマネジメントは企業だけではなく、社会や市民を含めた形で行うことが大事であり、ドラッカーは最終的には現代でいうNPOの方向に進んでいったという事らしい。本書の題名ではマルクスが出ているが、マルクスへの言及は少なく、私どものような協同組合で働いているものにとっては親和性のある著書であった。

  • 管理経営学からのマルクス経済学へのアプローチ。まあ、問題意識としては悪くないちゅうか、新しくない。改めて思うのだがソ連東欧型の社会主義は現場管理及び「計画経済」立案のために「近代経済学」を導入してきた。というか依存してきた。彼らがマルクスとレーニンを理解してこなかったのは明らかで今度はドラッガーかよ、と。勿論、左翼が科学的である為には「マル経と「近経」の『結婚』を思考実験する事まで否定はしないが、ソ連東欧のように「経済運営」「経営管理」を「近経」に『丸投げ』するのはいかがな物かと思うな。

  • 請求記号:335.1/Shi
    資料ID:50069467
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

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著者プロフィール

1949年生まれ。龍谷大学経営学部教授、龍谷大学社会科学研究所付属安重根東洋平和研究センター事務局長。経営学、経営組織論。主な著書に、『改訂版 社会経営学序説』(晃洋書房、2011)、『社会経営学研究――経済競争的経営から社会共生的経営へ』(編著、晃洋書房、2011)など。

「2017年 『共同研究 安重根と東洋平和』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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