スウェーデン 保育の今―テーマ活動とドキュメンテーション

  • かもがわ出版
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本棚登録 : 16
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780306286

作品紹介・あらすじ

待機児童問題を克服しさらなる質の向上をめざすテーマ活動とは?世界で最も保育の質が高い国の実際にせまる!

感想・レビュー・書評

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  • ドキュメンテーションとかテーマ活動について学びたくて読んだ。
    面白い!
    わかりやすいし、実際がよくわかる。
    読みやすくておすすめ。
    テーマ活動の、サムリング(集まりの時間)で丸くなって話す、身近なテーマで子どもの知っているところを探りそこから出発する、テーマについて保育者はよく知っていなければならない、といった内容にふむふむ。
    自分で考える、みんなで意見を出し合って考える、相談する、作業をする、形を作るなど表現することで考える、力を合わせる、振り返るなどのバランスが取れていてすごい。
    集団生活の醍醐味ともいえる、子ども同士の育ち合いが存分に発揮されている。
    保育者の言葉かけやテーマの選択、ねらい、もっていきかた、タイミングの妙、どれをとっても相当力量を問われるけれど、3人とかで保育者たちも話し合ってやっていくことで育ち合う基盤ができているようにも感じた。

    スウェーデンは保育先進国だなぁと改めて思った。いいな〜…とはいえ、ここまでくるのは大変だったのでしょうが。
    保育所不足のこととか、今日本で騒がれていることがすでに50年ほど前の話というのを読んで愕然とした。
    スウェーデンで子育てしたい…とか言ってないで日本の保育を良くしていかないといけないですね。
    保育は親のためだけじゃないんだよな。子どものための、質という面と合わせて両面から大事にしなければならない…というところとか、日本の大人たちにも聞かせたい。
    ナショナルカリキュラムが掲載されているのも良かった。

    ドキュメンテーションの必要性を感じつつも、それやるなら受けもつ人数減らすとか人増やすとか体制の整備もしてくれないとただでさえキャパオーバーで無理。。
    ただ、保育に対するこういう考え方は常に大切にもっておきたい。こういう保育を目指していきたい。
    深く頷く。
    大豆生田先生とかはきっと、スウェーデンやなんかの保育をしっかり学んだ方なんだろうなぁと思った。テーマ活動についての本を出されていたので。

  • 最新のスウェーデンの保育の現状が文と写真で分かる。写真が、それもカラーでたくさん入っているというのが、とっても刺激的。

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著者プロフィール

愛知淑徳大学福祉貢献学部教授(子ども福祉専攻)。2000年にストックホルム教育大学に短期留学して以来、スウェーデンの研究者や保育者との交流を深めつつ研究を行っている。共著書に『なぜ世界の幼児教育・保育を学ぶのか』(ミネルヴァ書房、2017)など。

「2018年 『スウェーデンに学ぶドキュメンテーションの活用』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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