- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780311761
作品紹介・あらすじ
枕草子のけずり氷、源氏物語のつばきもち…古典に登場するスイーツの再現レシピを、その古典作品の内容とともに紹介します。
感想・レビュー・書評
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娘が図書館で見つけて読んでたのを貸してもらった。
ただ平安時代のお菓子が障害されているだけでなくて、清少納言の枕草子や紫式部の源氏物語とか、その文学に出てきたお菓子を紹介してたりしてとても良かった!
平安時代にもかき氷があったり、クレープっぽいものやスナック菓子っぽいものがあったのには驚きだったなぁ。
作り方も載っていたから機会があればやってみよう。
材料も家にあるものばかりだし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分、不器用なんで
レシピ本を読むことはほとんどないんですが、
今回は源氏物語に登場する
平安スイーツを作ろうという
コンセプトに惹かれて、
本を入手しました。
白、赤(あずき)、黒(胡麻)、緑(茶)、黄(きなこ)
の五色のふずく(粉熟とかくらしい。匂宮のところに
お祝いで届いた。)という平安スイーツを
実際に作ってみましたよ。
いま、粗熱をとってる
完成待ちの時間です。
味が楽しみです。 -
テーマは面白いし、興味深いけれどレイアウトや文字組が見づらいし、内容と合っていない。興味のある内容なだけにそういう部分で入り込めない感じがするのは残念。
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枕草子にでてくる「べいだん」なのですが、復刻したものをネットで検索すると二種類あります。
☆日本でいう餅のあいだにミンチ的なものをはさんで四角く切ったもの。たとえば↓
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/bunko/historical-personage/019/
清少納言と餅餤
☆本書でいう、クレープ的なもので具を巻いたもの
どちらが正しいのか要検討です。
あと、「ぶと」とか「まがり」なんかは沖縄の伝統菓子に非常によく似てると思いました。
https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_002598.html
沖縄県の郷土菓子
~琉球王国時代に接待や祭事に用いられていた琉球菓子と古くから庶民に親しまれてきた菓子~
「はくたく」(ほうとう)を伸ばす神事が春日神社で行われていたみたい。
あと、芋粥をつくってみたい。 -
厳密な分類では「歴史」ではないかもしれませんが…
歴史だけでなく古典もお菓子作りも同時に学べるので楽しく、
豊富な写真やわかりやすいレシピも付いていて読みやすい。
「うつほ物語」に出てくる唐菓子(からくだもの)はドーナツのようだし、「枕草子」のけずり氷は現代のかき氷と遜色なく、本当にとても美味しそう。
気軽に手に取り、授業でも紹介してほしい一冊です。 -
古典文学に出てくる「削り氷」や「唐果物」など、どんな食べ物かな?と
想像していたスイーツが再現されました!
【NDC:383】 -
平安時代の古典に登場するスイーツのレシピを10種類紹介する本。当時の正確なレシピ書は現存していませんが、お菓子の名前や材料、おおまかな姿形の書かれた資料から、千年前の人々も楽しんでいた美味しいお菓子を、現代でも作れるようにアレンジしています。美味しい物を食べたいという気持ちは今も昔も変わらないものですね。
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