日本の科学者2023年2月号 Vol.58

制作 : 日本科学者会議 
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780720754

作品紹介・あらすじ

今日,プラスチックは生活のあらゆる場面に利用され,プラスチックを生活からことごとく排除してゆくことはもはや容易でないばかりか,その消費は拡大し続けている.エネルギー資源としての化石燃料は,太陽光や風力などにすべて置き換えることが可能であるが,材料の場合には個別に代替物,代替法を捜さねばならない.エネルギーの脱炭素化のような一様なスキームでは進まないところにプラスチック問題解決の更なる困難がある.こうしたプラスチック問題に,科学者はいかに向き合い取り組むかを考える材料を提供することが本特集の狙いである.
(まえがき「使用後に有害物になるプラスチックをどうするか」(長野晃)より)

著者プロフィール

日本科学者会議
 現代社会において、科学と科学者の果たすべき役割は、ますます重大なものとなっています。科学の急速な発展は、コンピューターを利用しての大量・迅速な情報処理や宇宙空間の平和利用など、かつて予想もできなかったことを可能にしました。これらは、人間の頭脳が生み出した人類社会への大きな貢献であることは確かです。その反面、科学の成果が戦争や犯罪に利用され、多くの人々を殺傷し、時に子孫の代までとりかえしのつかない不幸をもたらすことがあることは、核兵器や生物化学兵器の例を見ても明らかです。また、科学技術を利用した無秩序な生産・開発等に伴う環境汚染の問題も、地球規模に拡大し、人類の生存を脅かしています。
 科学を人類に役立て正しく発展させるようにするためには、何よりも科学研究に携わる科学者がその社会的責任を自覚し、科学の各分野を総合的に発展させ、その成果を平和的に利用するよう社会に働きかけねばなりません。

 日本科学者会議(JSA)は、まさにこうした目的を果たすためにつくられ、活動しています。1965 年の創立以来、一貫して日…

「2013年 『日本の科学者 2013年5月号 vol.48』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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