タンタンタンゴはパパふたり

  • ポット出版
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本棚登録 : 395
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780801156

作品紹介・あらすじ

動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。

ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。



ロイとシロのおすペンギンは、いつからかお互いに気に入り、カップルになりました。一緒に泳いで一緒に巣づくりして、いつも一緒にいました。

ところが、他のカップルは、ただ一緒にいるだけでなく、どうやら巣の中で何かをあたためている模様。しかもそうこうしているうちにそのあたためたものがかえって赤ちゃんペンギンが誕生しているではありませんか。

ロイとシロは、近くにあった卵の形をした石を拾ってきて、さっそく毎日毎日交替であたためはじめました。でも石のたまごはちっともかえりません。

そんな様子を眺めていた飼育員がはたと思いつきます。

他のペンギンカップルが育てられなかったたまごをそっとふたりの巣においてやります。そして、ふたりにしっかりあたためられた卵から、タンゴが生まれたのです──。



ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。



なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、読み終わった後、ほんのりあたたかい気持ちになれる絵本です。



子供たちにも、そして大人たちにも、読んでもらえるとうれしい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ゲイカップルのペンギン 盗んだ卵を大切にする姿に応援の声が上がる【画像】 | ハフポスト
    https://www.huffingtonpost.jp/entry/penguin-stolenegg_jp_5dd35047e4b082dae812f72a

    Пингвины 1968 (Penguins) - YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=Zp_WTR7eFk8
    ※猫にとって「ペンギン」と言えば、この古いアニメーション。悲し過ぎる話で辛くなるけど、、、

    タンタンタンゴはパパふたり | ポット出版
    http://www.pot.co.jp/books/isbn978-4-7808-0115-6.html

  • 実話だとは知りませんでした。
    LGBTを学ぶ上で欧米で必読絵本だとブレディみかこさんおほんで知りました。
    動物界にも同性同士のカップルがあるとは・・・
    自分の子孫を残すことが唯一の生きてる証だと思っていたから、動物にもLGBTがあるとは目からうろこでした。
    日本に根付くのでしょうか、この絵本は。

  • このお話が実話と知って驚いた!
    なんといってもロイとシロが愛し合っているんだ!と気付いた飼育員さんに拍手を送りたい!
    二人のパパとタンゴを見る人々の目も優しい。

    とってもステキな絵本!!
    大人も子どももたくさんの人たちに読んでもらいたい。

  • NY、セントラル・パーク動物園にいる、オスのヒゲペンギン、ロイとシロは愛しあい、他のペンギン家族のように巣を作りともに眠るが、子どもが作れない。
    そこで飼育員さんが、他のペンギンが産んで育てられず捨てられてしまっていた卵を巣に運んだところ、2羽は交代で温めあい、生まれた赤ちゃんペンギン・タンゴを仲良く子育てをする話。

    実話というのが驚いた。
    非常に珍しい例だと思うが、ジェンダーの多様性は人間の世界だけじゃなく、動物の世界にもあるんだと知った。

    タンゴにパパが2人いることはオンリーワンで他のペンギンたちと違うけど、お客さんにとても愛されていて、他の動物たちと同じように家族で仲良く眠るんだよ、というソフトな描写は優しく穏やか気持ちにしてくれた。

    難しいジェンダー論とか教育的な評価はわからないけれど、こういう形の家族もいるんだなって自然に受け入れやすいのではないかと思った。

  • 題がいい。三匹で泳ぐところ最高

  • ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」つながり。実話をベース、オスのペンギン同士が惹かれあい、ともに巣を作るも、まわりの家族に比べて何か足りない…卵形の石を温めてみでも何も起きず。そこで、飼育係が、卵を2個産んだけど1個しか育てられない卵をもってきて、二匹に渡したら、きちんと返して育てて、パパふたり、子1人の家族になって、穏やかにすごす物語。

  • 「そのなかで、タンゴはオンリーワンのペンギンなのです。」

    『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』から

  • プレディーみかこの本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に紹介されていた絵本
    NYのセントラルパーク動物園での実話
    オスのアゴヒモペンギンのロイとシロがカップルになり
    巣を作り、卵をかえして 家族を作る。

    アメリカではLGBTを子どもたちに伝える とっかかりとして
    広く昔から読まれている絵本と言う事らしい。

    絵が柔らかで ロイとシロが仲良くなっていく様子
    家族を作る様子 そして 卵がかえる様子
    とても丁寧に描かれていて 暖かい。

    日本では 異質なものを受け入れない文化が根強いが
    まっさらの気持ちで受け入れることができる 子どもの時に
    こういうテーマの絵本を読むことも大切だろう。

  • ブレイディみかこさんの本で知り早速読んでみました。
    うん、イギリスだわ。多様性を口にするだけでなく現実に生きている人々。
    残念ながら我が国は遠いね。

  • ブレイディみかこさんの本を読んで、とりあえず日本語訳を娘用に購入。訳がダメ。本当にダメ。原書で買えばよかった。
    なぜダメになったのか?ジェンダーがからんだ本だからといって、それを中心に考えてしまったから?もっと絵本の翻訳に適した人がいたはず。本当に残念。
    一つ星にしたいけど、原作は名作かもしれないので二つ。

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著者プロフィール

Justin Richardson, M. D.,

医学博士。コロンビア大学とコーネル大学の准教授。

子どもが知りたいのに質問しづらい、そして親には答えづらい

セックスについて答えた著書があり、New York Times紙をはじめ、

テレビ番組の Todayや 20/20、ラジオ番組NPR's Morning Editionで

親たちへのアドバイスを行っている。

「2008年 『タンタンタンゴはパパふたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジャスティン・リチャードソンの作品

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