デジタルコンテンツをめぐる現状報告―出版コンテンツ研究会報告2009

  • ポット出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780801286

作品紹介・あらすじ

本が売れない。1996年にピークを迎えた出版物の総売上は、2008年にはその4分の3程度にまで落ち込んだ。
一方で、インターネットの利用者数は90年代後半の約8倍近くまで増加し、コンテンツの需要はますます増している。
そのような状況の中で、情報学研究、出版、大学、印刷、行政、コンテンツ流通、図書館、新聞、放送・イベント、ミュージアム、法曹という各分野から有志が集まり、出版コンテンツの今後を考える会として「出版コンテンツ研究会」が発足。
もう一度、出版という営みの原点に立ち戻り、出版コンテンツが生き残る可能性を報告する。

出版、音楽配信、印刷、役所、ITの現場のエキスパートに出版コンテンツの現状と未来を訊くインタビュー、現状の理解を深める豊富なデータに、詳細な注釈付。

感想・レビュー・書評

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  • iPadが出てきてからいまさら積読本のこれを読みました。
    3章はやっぱり雑な感じがするけれど、やっぱりこういう本を読まないとなぁって思いました。
    紙だけラブって言っていても、もうそれだけではやっていけないしね。
    個人的には後輩が使っていたキンドルは結構いいなぁと思いました。たぶん単価が安くなってコンテンツ増えたら、私は電子書籍を買うと思います。

    ひとまず今度は『新世紀メディア論』を読もう。
    でこれは一回じゃ理解できなかったからまたぱらぱら読みなおそう…。

  • 2008年6月ジャンル別ケータイ電子書籍サイト(i-mode)
    電子コミックス:52%、電子書籍(文芸、総合):30%、電子写真集:18%。
    紙でない媒体には、私はまだ慣れない。

  • 書籍コンテンツを中心に、「中の人」が現状を語る本。
    出版社、コンテンツ配信者、印刷業者、IT、経産省、、いろいろな立場の人の話をじかに聞いているような気持ちになれる。
    やはりそれぞれの立場にはやや隔たりもあるが、そのへんも臨場感があって読み応えがあった。

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著者プロフィール

情報学研究、出版、大学、印刷、行政、コンテンツ流通、図書館、新聞、放送・イベント、ミュージアム、法曹という各分野から有志が集まり、「広義の出版界」という観点から、高野明彦国立情報学研究所教授を座長として出版コンテンツの今後を考える会として2008年6月に発足。2009年1月に研究会報告をまとめる。

「2010年 『【電子書籍版】デジタルコンテンツをめぐる現状報告』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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