青い瞳

著者 :
  • ポット出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780802221

作品紹介・あらすじ

演出家・映画監督・俳優として活躍する岩松了が、
シアターコクーン・オンレパートリー2015のために書き下ろした最新戯曲。

戦場から帰ってきた兵士ツトムと彼を迎える父、妹、そして母。
戦場に行くまでの自分と、そして家族との遠い隔たりを抱えつつ、母の思いに応えようとするツトム。

ツトム──戦場で、塹壕に身を潜めている時、夜営のテントが息苦しくなって外に出て風を感じている時、ふと、あの時のおまえの青い瞳を思い出した……。悲しいでもない、嬉しいでもない……。どこかでその瞳に見られているような気がしていた……。

ミチル──戦争が終わった……。だから私たちには平和が訪れるはずよ。そうでしょう?

カオル──「母親が我が子をかわいいと言うかぎりこの世から戦争はなくなりませんよ。」あなたはそう言ったのよ。

「平和」の中に「戦争」はないのか。
岩松了が戦争の意味を静かに問う。

帰還兵ツトムを演じるのは、中村獅童。
妹役に前田敦子、妹の恋人役に上田竜也、ツトムの子供時代に信頼を寄せていた年上の男に勝村政信。
そして父役が岩松了、母役を伊藤蘭が演じる。

感想・レビュー・書評

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  • 昨年見に行った舞台の戯曲。舞台を一度見ただけでは理解できなかったので購入に至りましたが…まァ難しい!笑
    じっくりゆっくり解読していきたいです、ハイ。

  • 明日最後の観劇なのでたくさんフセンつけながら読んだ!もっと小説のような、状況まで詳細に書かれているのを期待したけれど、完全にシナリオ本でト書きも少なくてあまり謎は解明されなかったけど、謎の部分は謎の部分なりに文字で追えるのはやっぱり良い。心に響くセリフもたくさんあるし。

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著者プロフィール

岩松了 (いわまつ りょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科中退。
東京乾電池に在団中の1986年、作・演出を手がけた『お茶と説教』が評判となる。
1989年、『蒲団と達磨』にて岸田國士戯曲賞受賞。
以後、岩松了プロデュース、タ・マニネ、M&O playsなどで作品を発表。
1993年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、
1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、
2017年『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞。
舞台・映画・テレビドラマなど、多方面で活躍。

「2019年 『空ばかり見ていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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