- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780802283
作品紹介・あらすじ
◉鮮烈なデビュー作『女子をこじらせて』から5年。
対談集『だって、女子だもん!!』から4年。
雨宮まみが、今度は、崖っぷちに立つ女子たちの愚痴を真っ向から受け止めます。
彼氏ができないのは「努力が足りないから」だと言われ続け、「努力っていったい何なんだよ !?!?」と吐き出す20代後半の女性。
家事も子育て、さらには仕事も完璧にこなしているのに、夫から愛されない。「もう頑張れない」とつぶやく30代後半の女性。
小沢健二似の美しい元彼との恋愛でズタズタになっても、やっぱり「美しい人」に惹かれてしまう20代前半の女性。
努力、恋愛、見た目、生き方─ ─、20代、30代の女子たちが抱える人生の愚痴15編。
◉ウェブサイト「ココロニプロロ」の超人気連載、雨宮まみの「穴の底でお待ちしています」の書籍化。
感想・レビュー・書評
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5552さん、こんにちは⭐
心に沁みるコメントを、ありがとうございます。
まるで、5552さんが私の愚痴に答えてくださっているようで、恐縮...5552さん、こんにちは⭐
心に沁みるコメントを、ありがとうございます。
まるで、5552さんが私の愚痴に答えてくださっているようで、恐縮です(^_^;)
5552さんも高校中退されていたのですね。私の今の心境ですと、中退云々よりも、今の自分が、今の在り方に納得できていれば、それでいいと思えるようになりましたが、当時は劣等感で辛かったですね。
それから、私も他人を責めてばかりでしたよ。もう、ここには書けないような酷いことを言ったり、物に当たったり・・最低ですよね。私とは違い、口には出さず心の中だけで責める、5552さんは優しい方だなと感じました。
ただ、今の私にとって、一番大きいのは、私がこれまで抱いてきた、誰にも言えなかった思いを、言葉にすることができて、それを読んでくれる人がいて、私に似た境遇の方々の思いを言葉で知ることで、自分を見つめ直したり、励まされたり、何か言ってあげたいと思ったり・・偉そうな書き方で申し訳ありませんが、正直、色々な人を知ることで、自分を変えることは出来るかもしれないとは、感じられるようになってきました。
5552さんの、多様な本棚を見る度に、いつも楽しんでおられる印象を受けまして・・・どうせ生きるなら、楽しく生きてやろうと、今ならはっきり言葉に出来るくらい、私もここまで来れました。色々あるとは思いますが、お互い楽しんでいければいいですね(^_^)2022/08/07 -
たださん、お返事ありがとうございます☆
いきなり自分の人生を語り倒してしまい、後から青くなっていました。
優しいお返事コメントをいた...たださん、お返事ありがとうございます☆
いきなり自分の人生を語り倒してしまい、後から青くなっていました。
優しいお返事コメントをいただき、こちらこそ恐縮してしまいます。
こうやってブクログで思ったことを書いたり、他の方とコメントのやりとりをさせていただいて、ひとりで悶々としていた時代を懐かしく思えるくらいになりました。
そうですよね。
いろんな人がいるんですものね。
いろんな生い立ち、境遇、考え方、そして好きな本。
みんな違う。それがいい。それでもいい。そこに私もいる。
自分の存在を認めるって大事ですね。
本を選ぶこと、読むこと、感想を書くこと、ブクログとフォロワーさんのおかげで、前の何倍も楽しんでいます。
そうですね。
色々あっても、お互い、人生を楽しみましょう!
2022/08/07 -
5552さん、返事のお返事ありがとうございます☆
懐かしく思えるところまで来られて、よかったと思いました。
自分の存在を認める、本当に大...5552さん、返事のお返事ありがとうございます☆
懐かしく思えるところまで来られて、よかったと思いました。
自分の存在を認める、本当に大切ですよね。
私は、ブクログに登録した本や音楽を楽しみ、一人で考えて、思いを書いて、緩やかな繋がりで好きなものについて語り合う、そんな諸々の時間がとても楽しいですし、そうしたことの出来る自分を見直すようになれました(^_^)
まだまだ人生はこれからです。お互い楽しみましょう!2022/08/07
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自分が「苦しい」と思っていることを、他人に「あなたなんてましなほう」「恵まれてるほう」と言われ、口を塞がれる仕組みは、誰のことも幸せにしないと私は思います。
という珠玉のフレーズに痺れた。
誰のどんな愚痴もジャッジせず、「まぁまぁお疲れさま。まずはお茶でも飲んで」と受け止める雨宮まみさん。きっとすごく頭が良くて、すごく繊細で優しい人だったんだろう。この人が40代50代になってからの文章も読んでみたかった。 -
「正しい」ことが人を追い詰める。正しさだけで解決できないことがあるから人間なんだって思った。
「正しさ」という凶器を振りかざさないようにしたいって思った。 -
雨宮まみさんが寄せられた愚痴に向き合うweb連載を書籍化したもの。ずっとwebの連載を読んでいて、いつか応募したいと思っていました。雨宮まみさんの「正論」ではない、丁寧な回答を読んでいると、少しでも生きづらさがほぐれるようにという思いが感じられて、私も回答が欲しかったなあと後悔しています。
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もともとのwebコラムを当時リアルタイムで読んでたけど、その連載の真っ最中に亡くなって、私は職場でお昼を食べながら泣いた。
優しく知的で、弱くても前向きに生きていくための努力をやめない雨宮まみですら生き抜けなかった世界を、これから一人で生き抜いていかなくちゃいけないことがとても怖かった。
弱くてずるくて暗い私には、どうしてもどうしても、雨宮まみの言葉が必要なのに。
あれから数年経って悩みの中身も随分変わったけど、今読んでも泣けるし励まされる。
若いとかババアとか結婚してるかしてないかとか正社員か非正規かとか関係なく、それぞれの場所でみんな弱さや正しさや自分らしさに悩んでるんだと改めて。
自分だって同じ立場なのに、こんなに優しい言葉をかけられるなんてさすがこじらせ女子のマザー・テレサの異名は伊達じゃない!
この本があれば、これからも心に雨宮まみがいてくれる。
グレイテスト・ショーマンのThis is meに励まされてる女子はぜひ読んでほしい。歌詞がそのままといっていいレベルで散りばめられてる… -
様々な人たちの愚痴に対する雨宮さんの返事が優しい。とにかく優しい。
みんなもっと気持ちを楽にして生きていけたらいいね。私も含めて。 -
まみさんの言葉はとても優しくて、心に寄り添ってくれます。ふんわりと、心が軽くなりました。悩む毎日、こう思う自分はダメなやつだ、に押し潰されそうになっていますが、大丈夫、生きよう、と声をかけていただいた気持ちです。素敵な本でした。もっとまみさんのお話を読みたかった。ご冥福をお祈りいたします。
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愚痴くらい批判されずに自由にこぼせる世の中になるように
正論と正論じゃな片付けられないものに挟まれているのが人間で、だから苦しくて面白いものなのに。
そのグレーゾーンを切って捨てようとするなんて馬鹿げている。愚痴はグレーゾーン。
人と人とのつながりはグレーゾーンの中で生まれていくもの。 -
著者は個人です
なんかフェミってる女性ライターに好かれていたと思います
その人たちは著者を忘れていると思いますが
逃げ道を用意するような回答が好きでした
追い詰められている相談者にアドバイスとも違う、相談文を一節一節温めて解釈していく過程は、読者ともに解してゆきます
ほんとうに、生きるというのは難しいですね。
私は子供のころ、母には「普通になりなさい」といわれ、父には「お前、おかしい」と...
ほんとうに、生きるというのは難しいですね。
私は子供のころ、母には「普通になりなさい」といわれ、父には「お前、おかしい」と、呟かれたのが、強く印象に残っていて、普通って、おかしいって何?というのが、常にあります。
学校でも、社会でも、「まとも」から程遠いような気がして、いつもビクビクして生きてきたような気がします。
小説や映画には、「はみ出し者」が主人公のものが多いですよね。
現実の人間とはあまり深く関われず、その主人公や脇役たちが友人でした。
なので、今でも、自分変かな〜と思ってレビューを書いたり、コメントしたりしてますよ。
橘さんのような状況には、私も、何回かなったことあるので、たださんのおっしゃっていること、少しは理解できるような気もします。
雨宮さんの本、読んでみようと思ってらっしゃるということ。
レビューを書いたものとして幸せです。
仕事が大変だったりすると、ぶーぶー文句言って、言われた側からすれば「じゃあなんで転職しないの?」であるとか「自分が幸せじゃな...
仕事が大変だったりすると、ぶーぶー文句言って、言われた側からすれば「じゃあなんで転職しないの?」であるとか「自分が幸せじゃないならその仕事をする意味はないんじゃないか」とかいろんなこと言われるし、恋愛をすればなぜか不幸な恋愛まっしぐらで、何故か落ち着いた方向へいけないのは、パーソナリティ障害のひとつのような気がしています。
酒井さんの『負け犬の遠吠え』読んだことないです!というか、酒井さん読んだことないんですよ!!
時代的な変化はあるとはいえ、気持ちは時代を越えますし、読んでみようかな…5552さんのオススメなら間違いなさそうですし!
橋をかけたままがいいのは、たぶんそうですよね。でもそれだとうまくいかないし。難しいですね。
わたしはこれからも5552さんの本棚を見続けます笑
文章頑張って書き写したんですね^^
ちゃんと刺さってますよ~
度々のお返事、ありがとうございます。
私は、5552さんの、「普通って、おかしいって何?」に、共感できるものがありまして(...
度々のお返事、ありがとうございます。
私は、5552さんの、「普通って、おかしいって何?」に、共感できるものがありまして(ご両親の事、とやかく言う権利は私に無いと思っても、おかしいはいくらなんでも・・ごめんなさい)、何か、その人自身の考え方だけがスタンダードのような捉え方は、ときにとても怖く思われて・・人との出会いの少ない私は、だから、本を介して、色々な人たちの生き方や、私でも寄り添いたくなるような人たちに出会いたいのかもしれません。
そして、それが実際に叶えられていることが、ひとつの自信となりつつあるのも、私の現実で、そんな私にとって、ブクログはすっかり欠かせないものになりました。
5552さんの、「変かな~」という思い、それも個性の中のひとつの当たり前のものだと、私は思いたいですし、実際に5552さんのレビューに心動かされたことも、私の中の確かな現実です。
何か分かったようなこと、書いてしまい、すいません。
私も変な人間ですので(^_^)