消えゆくY染色体と男たちの運命 オトコの生物学

著者 :
  • 学研メディカル秀潤社
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本棚登録 : 24
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780908923

作品紹介・あらすじ

退化して滅ぶか?あらたな進化か?それとも……Y染色体が消えつつあるオトコがいま存続をかけて究極の選択を迫られている.本書は遺伝子の組換え,欠失など高校生物で習う生命現象がふんだんに盛り込まれているため,生物学の入門書としても最適.

感想・レビュー・書評

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  • Y染色体が退化しこの世からやがて男がいなくなってしまう.....そんな噂を聞いたことはありませんか?本書では、男性特有のY染色体について詳しく解説、と同時に、「イケメン」「草食男子」...といった今の話題をサイエンスの切り口から迫ります!

  • 三葛館一般 467.3||KU

    とても分かりやすい!男性にしか存在しないY染色体について書かれた本書は、文章が読みやすく、イラストや図の表示も分かりやすく、例えやコラムも興味のもてる話題で、本当に分かりやすいです。Y染色体の退化は進化でもあるが、いずれなくなってしまうものなのか。男性はどうなってしまうのか。男女問わずに楽しめます。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68205

  • 思わず薬指と人差し指を見つめてしまいました・・・
    北大の生物化学部門准教授の著者が、わかりやすくとんとんと、Y染色体とホルモン、Y染色体をもたない生物、Y染色体から見た日本人のルーツなど解説してくれます。

    おなかの中であびた男性ホルモンシャワーの量が人差し指と薬指の比でわかるとか。
    いろいろおもしろエピソードも。

  • 本屋をぶらぶらしていたら、ふらっと生物のコーナーへ寄っていた。男だしオトコの生物学は知らないとダメでしょ!ということで、本書を手に取ってみる。Y染色体を切り口として男女の性別決定や、遺伝子の構造、染色体の役割と幅広く人体の構造を知ることができた。3億年前にはY染色体は現在のX染色体と同じく約1000個の遺伝子を保有していた。Y染色体としては退化だか、3億年前と比べると人類が体型的に進化してきていることは明らかなので、退化は進化なのではないかと思えてもくる。収斂という言葉がY染色体の遺伝子減少を表現している気がする。Y染色体はパリンドローム構造をとっているため遺伝子情報の分析が困難だが、研究者たちが解明してくれることを楽しみにしたい。想像していた以上に読みやす詳しくない人が読んでも分かるように書かれていた。男性にとっては実感を持って読むことが出来ます。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:467.3||K
    資料ID:95140373

  • 妹がこの分野の研究をするということで、ご紹介いただいた一冊。

    タイトルから小難しい生物学的な内容だと思ってみたら、あら不思議。そのほとんどが統計により得られた知見で、生物を囓っていない人にもわかりやすく丁寧に書かれています(最終章手前あたりは厳しいかも)。目からウロコの雑学と実学ばかりで、他人に話したくなることうけあいです。

    …と、同時にとある測定法による自分の男性ホルモンの少なさに絶望。男性にとっては、いろいろ不安になる内容も含まれているかもしれません。

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著者プロフィール

北海道大学大学院理学研究院准教授

「2014年 『消えゆくY染色体と男たちの運命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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