• Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781409405

作品紹介・あらすじ

◆第一句集
蓋すれば箱暗がりに古雛

俳句の中には、一見作意を感じさせないけれども、落ち着いて読むと、読者の想像(もっと言えば「察し」)を誘うようなタイプの句もある。そのような句として、本句集の句を読んで下さる読者が一人でも多からんことを願っている。
(序に代えて・岸本尚毅)

◆自選十句
たうたうと冬浅からず最上川
暮れかぬるカステラは黄の重たさに
羅を着て男にはなき度胸
山襞をまたがり秋の雲の影
○△□の田楽炉火愉し
大粒の雨が似合ひて紫木蓮
三越を前に甘酒もらひけり
メール来る神有月の出雲より
受け唇の華やかなりし古雛
謡初竹生島かと立ちて聞く

プロフィール

1951年(昭和26年) 神戸市生まれ。その後、18歳までを新潟市で過ごす。
1973年(昭和48年)  3月、東洋大学文学部第1部国文学科卒業。4月、社団法人宝生会に勤務。(2年間)
1977年(昭和52年)  東洋大学大学院在学中に春雪句会に入会し、村松紅花先生に師事。
1978年(昭和53年) 俳誌「雪」(村松紅花主宰)に所属。投句を始める。
1979年(昭和54年)  3月、東洋大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。4月、私立浦和ルーテル学院・初中高等部に国語科教諭として奉職。
2002年(平成14年)  3月、教職を辞す。「雪」を退会。10月、ニュージーランドへ留学。マセイ大学語学学校で学び、乞われてクラスでHAIKUを教える。
2004年(平成16年)  2月、帰国。3月、国立鶴岡工業高等専門学校総合科学科に奉職。在職中、学生に俳句を指導する。
2009年(平成21年)  3月、村松紅花先生ご逝去。同月、2006年に社会人入学した東北公益文科大学大学院公益学専攻修士課程を修了。4月、人事交流先の香川高等専門学校に赴任(1年間)。高松句会に入会、作句を再開する。岸本尚毅先生の選を仰ぎ、今日に至る。8月、俳誌「葛」(山元土十主宰)の誌友となる。
2014年(平成26年) 3月、鶴岡工業高等専門学校を定年退職。

現職 国立大学法人長岡技術科学大学 学長アドバイザー
NHK文化センター庄内教室講師(朗読)
鶴岡工業高等専門学校名誉教授(国語教育・日本芸能史・公益学)

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