神曲 (まんがで読破)

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  • イースト・プレス (2008年9月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784781600024

作品紹介・あらすじ

ベアトリーチェに崇高な片思いを抱く青年ダンテは、 彼女の死により生きる希望を見失ってしまう。 気がつくと暗い森の中をさまよっていたダンテは、 古代ローマの詩人・ウェルギリウスの助けのもと、 自らの進むべき道を探し出すために「死後の世界」を旅する決意をする。 イタリア文学最高の古典とされる長編叙事詩を漫画化。

みんなの感想まとめ

死後の世界をテーマにしたこの作品は、愛から始まる人間の道徳と罪の意識を深く掘り下げています。主人公ダンテが、古代ローマの詩人ウェルギリウスと共に地獄、煉獄、天国を旅する様子が描かれ、各編では歴史上の偉...

感想・レビュー・書評

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  • ダンテの名作「神曲」を漫画でわかりやすく凝縮した本。

    地獄が煉獄、天国の様子が描かれる。

    - 罪を犯すと地獄にいくこと
    - 愛から全てが始まること
    - 神の愛、死後の世界への意識が弱まっていること

    が説かれていた。
    サクッと読めて良かった。

  • 神曲の内容を初めて知った。かなり省かれてそうだが薄くてサクッと読めて良い。

  • 「まんがで読破 神曲」ダンテ原作・バラエティ・アートワークス漫画化、イースト・プレス、2008.10.10
    190p ¥580 C0193 (2025.01.12読了)(2025.01.10借入)
    ダンテの『神曲』をいつか読もうと思いつつ後期高齢者になってしまいました。現代教養文庫版の『神曲物語』を購入したのは、1976年ですので、ほぼ半世紀前です。その本を読む前の助走として、漫画版のこの本を借りてきました。
    ベアトリーチェを一目見て恋したダンテは、ベアトリーチェと言葉を交わすこともなくベアトリーチェが亡くなってしまったので、生きる道を見失ってしまった。
    ダンテは、迷いの森に入り込んでしまったところで、古代ローマの詩人ウェルギリウスと出会い、彼の案内で、地獄、煉獄、そして天国へと巡る旅へと出立する。
    「生前罪を犯した者が裁かれる地獄」「生前の罪を償い浄めるための煉獄」「そして幸福な選ばれた魂だけが行ける天国」(19頁)
    ウェルギリウスは、ベアトリーチェに頼まれてダンテを天国まで導いてゆくという。
    地獄の門を通り、船で向こう岸へ渡り、まずは、キリスト教の洗礼を受けていない人のいる辺獄。愛欲ゆえに災いを招いた者たち、暴食の罪を犯した者の地獄、怒りや不満に我を忘れて他人を傷つけた者たちの地獄、さらに下層へ行くと、暴力を用いて他人を気付付けた者共の地獄、自殺者たちの地獄、女性を売却した者たちの地獄、権力者に取り入った者たちの地獄、盗人の地獄、詐欺師の地獄、謀略の罪を裁く地獄、巨人族の地獄、地獄の最下層は氷地獄、肉親を裏切ったもの、祖国を裏切ったもの、神を裏切ったものの地獄。
    地獄を抜けると煉獄へ。煉獄の門を通り、自らの罪を浄めている人たちの下へ。
    高慢やうぬぼれの罪を浄めているもの、嫉妬の罪を浄めるもの、怠惰の罪を浄めるもの、貪欲の罪を浄めるもの、咽頭に耽った罪を浄めるもの。
    ダンテも清き世界へ登るために炎の中で燃えつき天国へ。
    そして、天国でベアトリーチェに会う。
    『人が人として正しく生きていくために地獄が存在し、煉獄が存在し、天国が存在するのです。』(184頁)

    【目次】
    ベアトリーチェ
    地獄編
    煉獄編
    天国編

    (出版社より)
    ベアトリーチェに崇高な片思いを抱く青年ダンテは、彼女の死により生きる希望を見失ってしまう。気がつくと暗い森の中をさまよっていたダンテは、古代ローマの詩人・ウェルギリウスの助けのもと、自らの進むべき道を探し出すために「死後の世界」を旅する決意をする。イタリア文学最高の古典とされる長編叙事詩を漫画化。

  • 2022/10/24
    永遠の責苦を受ける地獄編(インフェルノ)、魂を清め天国に昇る準備をする煉獄編、天国編からなる
    死後の世界を、歴史上の偉人がどこにいるのかをダンテ独自の道徳律に合わせて分類した。死後の世界の有り様を詳細に描き、それを意識することで人の道徳心を高めようとした。
    キリスト誕生前の人が住む辺獄、暴風にさらされ続ける愛欲、裏切り者が送られる氷の世界、強欲により腹ばいしか許されない、などなど
    ★死後の世界と偉人への評価というキャッチーさが受けたのでは

  •  簡単に読め過ぎてしまう気がするので、このシリーズも一旦お休みしよう。大学生の頃『ダンテ・クラブ』という小説を途中離脱して以来、少しずつ気になっていた原書。地獄編は絵で見るよりも文章で読む方が怖そう。ドレの挿画入りのものをいつかは読みたい。裏切りが1番重い罪に設定されているところがキリスト教だな、と感じた。

  • 西洋版「鬼灯の冷徹」って感じだった。

    主人公(ダンテ)が、
    片想いをしていた女性(ベアトリーチェ)が突然死んじゃったので、途方にくれていたら、
    死後の世界の案内人(ウェルギリウス)がやってきて、一緒に地獄→煉獄を通って、天国のベアトリーチェに会いに行く話。

    地獄7割、煉獄2割、天国1割。

    地獄、煉獄で罪の分類が細かい細かいのに、
    天国の説明は「愛」と「光」ですって感じでふわっとしてた。
    「天国」はざっくりみんなが行きたい「いいとこ」であればなんでもいいんだろうな。

    結局、天国地獄設定って、法律が存在する前に、人の悪い行いを抑制するための役割なんだなと思った。

    ダンテは、「イタリア文学最高の詩人」とされているらしい。

  • 大まかなあらすじを知ろうと目を通す。

    誰も知らないあの世を見せてくれるところと、あの世で数多の有名人に会えることが、この物語の面白さの一つ。そういう映画を観たことがある。確か、「ミッドナイト・イン・パリ」。あの世ではなく、1900年代のパリを映像で観られて、ピカソやロートレックなどの偉人に会える。

    この世での生き方があの世での生き方に関わってくるため、これはお話なのだと理解していても、「人の振り見て我が振り直せ」的に自分を振り返り、自分の生き方を考えさせられることになるのだろう。
    時代による道徳観の違いや、為政者や指導者の人に都合のよい道徳観もちらほら見え隠れするところも面白い。

  • 漫画だとイメージしやすくわかりやすい。

  • 愛とはなんぞや。
    死後の世界を題材にした話。
    地獄、煉獄、天国 の3つの編がある。
    愛欲、裏切り、貪欲、etc。。。
    死後の世界があると思って、真面目に生きようと感じた。

  • Kindle本棚にほったらかしていたのをようやく読了する。映画「セブン」を観たときに、「神曲」とやらを読んでみようと本屋に足を運んだが、本の厚さを見た瞬間、触ることもなく通り過ぎてしまった。おそらく一生読まない作品だろう、と自分を納得させたのだ。しかしながら、様々な作品に『七つの大罪』が引用されるたび気になってしまう。
    時が経ち、紙の束から、電子の集合体が書籍として普及し始めた頃、Amazonのサイトで「神曲」を目にした。だが、ためらいが浮かんでしまう。『まんがで読破』というタイトルに…… 文章を読まずに漫画でいいのだろうか?? それは疑問ではなく、己に足かせを嵌めているだけなのだと思い直して、購入ボタンをポチった。所詮イタリア語など読めるはずもなく、そもそも「神曲」はもちろん、夏目漱石すらを読んだこともない人が世界では大半なのだ。
    何を書きたいのかよく分からなくなってきたのだが、文章を書くときに、細かな技巧や構成や演出などを考えずに、とにかく書き続ける意志が最初に必要だと、いまキーをタイプし続けて思った次第である。主人公ダンテも迷いながら突き進むしかなかったのではないか。

  • なんでこのような作品を創ったのだろうか?と唯々感じる内容
    (原文で読んでみようとまでは未だならなかったが…)
    神々と人との物語というのか、壮大なファンタジーというのか...
    とてつもない創造力だよなと痛感
    叙事詩というカテゴリーは、今はまだ興味の沸点が低いけれど、
    いつか興味がわいた時に手に取って改めて読んでみようかなと思う。

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 地獄や天国を巡るツアーを通して、キリスト教の死生観を学べる本。
    前世で殺人を行うとこんな地獄、自殺はこんな地獄と、壮大な地獄が延々と描かれる。
    いまだにこの地獄像は映画や漫画でも見るので、当時の想像力の力強さを感じます。
    自分はキリスト教全く関係ないので、へえそうなんだぁ、と眺めてました。

  • 死後の「地獄」「煉獄」「天国」の3カ所を旅する物語。人は自由を手にして、神を忘れて堕落してしまった。

  • 死生観って1番文化や宗教観が出るところだと思う。中世ヨーロッパキリスト教文化圏の死生観が感じられ、分かりやすかった。
    自殺者の地獄の描写が印象深かった。彼らが地獄で唯一身体を持たないのは、自ら捨てた命と肉体だから、というのは深い。

  • ダンテの神曲を手軽に簡単に。ストーリーの内容はよくわかりました。こんな物語なんですね。人間の欲とか業とか、そういったものに対して、中世のヨーロッパではどうとらえていたのか、少しだけわかった気がします。

  • ルネサンスの始まりはこのダンテの神曲から。そんな文句でしか知らなかった存在。キリスト教の宗教観の下、愛という人を苦しませも癒しもするものについてダンテの地獄、煉獄、天国の旅を通じて教えてくれる。
    地獄の構造は聖闘士星矢で知ったが、なかなかにこれを生み出した思考は凄いと思う。各地で出会った人たちは愛ゆえに狂い、愛ゆえに悲しみを生み出し、罪を犯した。しかし愛とは本来輝かしい物。全てを動かす初動の源。ダンテは一つの答えを得たが、今に生きる我々は愛というものをどうとらえて行くべきかを考えさせてくれる。

  • 【読了メモ】池上彰氏・佐藤優氏『最強の読み方』で、神曲が挙げられており、とはいえ私にはハードルが高いのでまずは漫画でとっかかりを作った。

  • 期待したほどおもしろくなかった
    当時の人を啓蒙するためのお話。
    日本で言えば、お寺に飾ってある地獄絵のようなものだと思った。

  • 生きているうちに罪になるようなことはやっては行けない。
    愛は良い面にも悪い面にも導く力がある。

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著者プロフィール

1265年、フィレンツェ生まれ。西洋文学最大の詩人。政治活動に深くかかわり、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放され、以後、放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没。著書に、『新生』『俗語論』『饗宴』 『帝政論』他。

「2018年 『神曲 地獄篇 第1歌~第17歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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