悪霊 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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本棚登録 : 116
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600222

作品紹介・あらすじ

帝政末期、すべての価値が崩壊し様々な思想が氾濫するロシア。虚無と背徳の中を生き、強烈なカリスマ性を放つニコライを崇拝するピョートルは、反政府組織を作り社会に混乱を招こうと企てるが、組織の印刷技師シャートフの離反をきっかけにおぞましい事件の幕が上がる-。現代の予言者ドストエフスキーが描いた黙示録を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破を読破しようシリーズ。
    これでドストエフスキーは3作目。
    悪霊(おに)には2種類あって、外国で生まれたヤツとロシアで生まれたヤツがいる。外国生まれの醜い悪霊に憑かれているロシア。革命って怖いね。
    それにしても、いとも簡単に人の命を奪い、自殺していくのって好きじゃない。

  • 帝政末期、すべての価値が崩壊し様々な思想が氾濫するロシア。
    虚無と背徳の中を生き、強烈なカリスマ性を放つニコライを崇拝するピョートルは、
    反政府組織を作り社会に混乱を招こうと企てるが、
    組織の印刷技師シャートフの離反をきっかけにおぞましい事件の幕が上がる―。
    現代の予言者ドストエフスキーが描いた黙示録を漫画化。

    組織の結束を図るため転向者を殺害した”ネチャーエフ事件”(1869年)を素材にしている。
    周りの人々に大きな影響を与える超人的人物スタヴローギンと、
    彼を取り巻く革命組織の青年達(主としてキリーロフ、シャートフ、ピョートル)や、
    ピョートルの父であり、スタヴローギンの幼少期の教師であったステパン氏らの思想と、その行き着く先を描く。

    1961年の農奴解放令によっていっさいの旧価値観が崩壊し、動揺と混乱を深める過渡期ロシア。
    青年たちは、無政府主義や無神論に走り秘密結社を組織してロシアの転覆を企てる。
    聖書に、悪霊に憑かれた豚の群が湖に飛びこんで溺死するという記述があるが、
    本書は、無神論革命思想を悪霊に見立て、それに憑かれた人々とその破滅を、実在の事件をもとに描いたものである。

    ドストエフスキーは、組織の結束を図るため転向者を殺害した「ネチャーエフ事件」を素材に、
    組織を背後で動かす悪魔的超人スタヴローギンを創造した。
    悪徳と虚無の中にしか生きられずついに自ら命を絶つスタヴローギンは、
    世界文学が生んだもっとも深刻な人間像であり、
    “ロシア的”なものの悲劇性を結晶させた本書は、
    ドストエフスキーの思想的文学的探求の頂点に位置する大作である

  • ドストエフスキーが、怖いと思える本。
    【この世は奴隷9割、支配者1割】うまく行く世界など書かれておりテロでも起こしかねない思想である。

    主人公のニコライは死んだ好きだった人の呪いのようなモノに取り憑かれて精神不安定な状態になるが、その姿が神として崇められるなどなんとも言えない凄さがある作品である。
    おいらではその良さまで理解出来なかった。

  • 7、8年前に新潮文庫の江川卓訳の悪霊を読み、ストーリーを思い出すために購入した。
    教団Xに「悪霊」に関する文章があるらしく、教団Xを読む前に軽くおさらいのつもりで。
    かなりの長編小説を漫画にして、要約してるため、単に革命家の仲間割れの話になってしまってた。
    当たり前かもしれないけど、やはり小説をじっくり読まないと、ドストエフスキーがこの小説で読者に感じて欲しかったロシアの混沌はわからないかも。

  • レビュー省略

  • マンガだったけれど、テーマは良かったです。伝わってきました。
    汚れなき善意。大切ね。

  • 原作、難しそうですね…。誰が誰かわかってるうちに読んだ方がいいのかな?

  • この手の小説って、社会背景がどうしても避けて通れないところがある・・

  • 原作読んでから読みました。
    背景完全に日本の風景だし、難しいのはわかっててもやっぱり原作の解釈間違ってるような気がします。
    どうなんだコレ!?

  • 悪霊とは思想と美徳

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