ギフト

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 237
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600741

感想・レビュー・書評

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  • 何かを誰かに贈られた時の喜び。
    何かを誰かに贈って喜ばれた時の喜び。
    何かを誰かに贈るために考える時間の喜び。
    笑顔があり、充実があり、人と人とが繋がっている喜びがある。

    そんな喜びの「ギフト」が溢れた短編集。
    恋人、親子、親友、上司、病院で隣になったおばあちゃま、故郷の美術館の絵画。

    人生は出会いがすべてかもしれない。

  • 缶に入った色とりどりのドロップスのように、甘かったりスッーとしてツーンとくる短編が鈴なりにシャンシャンシャン。胸一杯にギフトを抱え扉を抜けると、眩しい太陽をめいいっぱい全身で受け止められる心の回復力を得た。弱っている時に一編また一編、胸に溶かすと優しく染み渡ります。

  • 忙しさの中で見落としている「贈り物」をあなたへ。第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞、『カフーを待ちわびて』の著者が贈る、珠玉のショートストーリー。

    人の優しさがみっちり詰まっている。読み終わったら、自分も誰かに優しくなれる気がした。そんなギフトをくれる一冊。

  • 気持ちがほっこり温まる。甘酸っぱい空気感。結婚し、子供が生まれ、その子供たちも中学生になり、自分も少しずつ老けていく。いつの間にか感じなくなったその感覚を思い起こしてくれる。浮気や不倫に走る必要はない。この感覚を本を読み、家族と感じ合えばいいのだから

  • ギフト 原田マハさん

    図書館で借りた本。

    短編が20編あり、30分くらいで読み切れる本。
    私の中では『ささやかな光』が1番良かった。
    どれも家族や友人、恋人などとありふれた日常で自分にも起こりそうな物語だった。

  • あったかなれた

  • 主にゼクシィに掲載されたものをまとめた短編集。薄っぺらくて横書きで、携帯小説みたい。私にとっては内容も薄っぺらくて、全然おもしろくなかった。これが「楽園のカンヴァス」を書いた原田マハさんの作品だなんて信じられない。

  •  心洗われる清々しい短編の数々。特にコスモス畑に関する連作が印象に残った。「コスモス畑を横切って」双子姉妹のように仲が良かった女子大生2人が恋敵になり疎遠になった後年に懐かしのコスモス畑で会うシーン、コスモス畑で大きなエンゲージ・リングを見ながらのプロポーズ・シーン、4人の花嫁の友たちの4人のパープル色のグラジュエーションがコスモスに譬えられるシーンなど、そして先輩女性に花を持たせてプレゼンを譲るお話、クリスマスイブの忘れ物が子供へのプレゼントだったお礼のシーンなど、どれもが美しい一篇の詩のよう。本の装丁、折り込みの挿絵ページもパステルカラーで、コスモス畑のイメージ!まるで詩集のような爽やかな読後感だった。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    忙しさの中で見落としている「贈り物」をあなたへ。第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞、『カフーを待ちわびて』の著者が贈る、珠玉のショートストーリー。

    関連があるような、ないような人間関係のショート・ストーリー集。
    悲しいのか、幸せなのか、最後まで読まないとわからないのが共通のテーマ感じる。
    コスモス畑、横浜にもあったよといいたくなった。

  • 贈り物をテーマにした、1作5分ほどで読めるショートストーリをまとめた短編集。
    女性をターゲットにしている1冊だが、俺でも楽しめた。

    読み応え的な物量感は全くない。それがまたいいのだ。
    原田マハらしい凛とした優しさを詰め込んでいて、1作読むごとに心がちょっとずつほどけるような心地良さを感じる。ちょっと疲れ気味の知り合い(出来れば女性)がいたら、この本を勧めてみたらいいんじゃないかな?それこそ「ギフト」として。

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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