白鯨 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
3.10
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  • (2)
本棚登録 : 176
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600802

作品紹介・あらすじ

十九世紀アメリカ、人々の生活を照らすため男たちは鯨油を求めて大海原へ旅立つ。 海を支配するのは禍々しく神々しい巨大な白鯨「モビー・ディック」──。 白鯨に片足を奪われ復讐に燃える船長エイハブ、過酷な運命に翻弄される旅の船乗りイシュメル。 海に生きる男たちと白鯨との死闘を描いた海洋冒険小説の名作を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • モビーディック、聞いたことはあったけどこんな物語だったとは。。

  • 「勇気ある者とは恐怖から己の命を守り通す者だ!!」( p.183) 「命を守り通す」(=不死)は不可能だが〈恐怖から〉「命を守り通す」ことは出来るのかもしれない. そう考えれば,生き残ったイシュメルも,亡くなった船員たちも「勇気ある」海の男たちだったということなのだろう.

  • レビュー省略

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    今度はアメリカ文学にチャレンジ。
    船長と白鯨の闘いの物語のようですが、かつては燃料を取るためにクジラが乱獲されていたという事実も忘れちゃいけない。

  • 伝説の白鯨(はくげい)を捕獲するためのお話。
    鯨を捕獲するとランプなどの光の油が取れるので、漁師達は捕鯨につとめている。
    鯨は大きさもあり、当時は突いて殺すので簡単に捕鯨できない。捕鯨の漁師の中のでも威勢のいいのばかりで、捕鯨に行く。
    船長の宿敵(片足を奪われる)、白鯨をやっつけるのに乗組員の漁師が巻き込まれるというお話。
    まんがで読んでも鯨との戦いの壮大さはわかる内容である。

    ただ、捕鯨の粋を出ない内容だったので評価は低くなった。物語としてはもう一ひねり欲しかった。


    アメリカでは1859年に国内で石油が発見されるまでは、鯨油の灯油ランプが必需品で、鯨は乱獲され、石油発見後も捕鯨は続けられました。

  • 恐怖を感じ、恐怖を克服する。
    それかわ人間できる、やるべきマックスだと思う。

  • しょ、しょーもなー。
    これを読むくらいなら映画で。

  • 2012年読了

  • 2015年2月3日読了。まんがで読む名作シリーズ。伝説的な巨大な白い鯨モビー・ディックに、命をかけて挑むエイハブ船長と捕鯨船乗組員たちの戦い。栄誉のためでも金のためでもない、白鯨のために死んでいった仲間たちの復讐、かといってもそうでもない、よく分からないものに突き動かされる男たちのドラマ。名作だけあり面白い、マンガも熱い感じが普通に面白いが、熱く少年漫画的すぎてかえって入り込みづらく感じる…。ま、文句があるなら原作を読めって話だが。

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著者プロフィール

(1819年8月1日 - 1891年9月28日)ニューヨーク出身。著作は代表作『白鯨』の他、『代書人バートルビー』『ビリー・バッド』などがある。

「2015年 『白鯨 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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