ジキル博士とハイド氏 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781602417

作品紹介・あらすじ

19世紀末、ロンドンで起こった怪事件。弁護士のアタソンは、友人・ジキル博士の助手であるハイド氏が少女に暴力を振るう現場を目撃する。街を跋扈する凶悪犯の素顔とは?ジキルとハイドの関係を詮索するアタソンは不可解な謎に突き当たる…「あれは本当にハイド君だったのか?」二重人格の代名詞として名高い傑作小説を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • ミュージカルを観る→原作を読む→本書の流れ。ジキル博士とアターソン(アタスン)の会話から始まるのだが、話の途中で「善良な若者の助手、ハイド氏」が登場。勿論御存知の通りジキル博士の変身後がハイド氏なのでちょっとびっくりして読むのが止まってしまった。それ以外はホントに原作通りなのだが、最後の薬の部分で「他人の血液と薬を混ぜて飲むとその人間になれる」ということであった。夕食会の善意と悪意の話はわかりやすかった。

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    「ジキルとハイド」っていう言葉は聞いたことあったけど、こんな話だったのね。
    人はみな、仮面をかぶって生きているのかなぁ。

  • 「人はみんな仮面をつけて生きている」
    「仮面の下では悪意はふくれあがる」
    題材が題材なので、ホラー又はSF的タッチで面白く読めた。

  • 弁護士ジョン・アタソンは親友ヘンリー・ジキル博士の研究室で助手の好青年ハイド氏と出会う。
    しかしアタソンが街で出会ったハイド氏は別人の様に悪行を繰り返していた。
    アタソンはジキルとハイドの関係を詮索していく。

    原作には映画と違ってヒロイン的な登場人物はいなくてアタソン視点なんだね。

  • 19世紀末、ロンドンで起こった怪事件。
    弁護士のアタソンは、友人・ジキル博士の助手であるハイド氏が少女に暴力を振るう現場を目撃する。
    街を跋扈する凶悪犯の素顔とは?
    ジキルとハイドの関係を詮索するアタソンは不可解な謎に突き当たる…
    「あれは本当にハイド君だったのか?」
    二重人格の代名詞として名高い傑作小説を漫画化。

    この物語において、ジーキル博士は自身の善と悪の心を自ら作った薬によって分離させてしまいます。

    その事を発端として、ジーキル博士の中にハイドが生まれ、物語は不幸な結末へと向かって行くわけです。

    ジーキル博士は自分の中の醜悪と向き合おうとしなかったため、ハイドという化け物を生み出してしまい、自分自身も善い行いを続けることに疲れ、心を壊してしまいます。

    善と悪は決して切って離せるようなものなのではなく、持ちつ持たれつの関係であるのでしょう。

    ジキル博士は、最後にはハイド氏から元に戻れなくなり、自室にこもるが、ついに自殺して果てる。

  • 名前しか知らないけど、中身はこんなにあやういものだったのか。書かれた時期はフロイトと重なるのだろうか?(調べてないけど)

  • 有名な話だけど、初めて読みました。
    最初のアタソンの妻との不仲が、最後のクライマックスにつながる伏線だったことは見事だなーと思いました。なるほどこう来たかと。

  • 有名な話であるが詳しい内容を知らなった作品。
    面白いけど、これは原作で読むほうが面白い気がする。

  • 名作であるのはわかっているが、なかなか文字だけでは
    手を出しにくい作品をこのシリーズで読んでいければと
    思い読み始めた。
    人は皆仮面をかぶっていっきており
    二重人格(多重人格)の要素はだれにでもある。
    いかにきちんと対面して向かい合うことができるかが
    大事であることを再認識することができるものであった。

  • 726.1 ス 登録番号8191

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