- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781602424
作品紹介・あらすじ
19世紀のロンドン。人間嫌いの老商人・スクルージは、非情で利己的な商売で隣人や商売仲間からも嫌われていた。そんな彼のもとに、かつての相棒マーレイの亡霊が現れて…。格差が広がる産業革命渦中、イギリスの社会的矛盾に挑み、人間の尊厳を描き続けた文豪ディケンズのベストセラー「クリスマス・ブックス」の一編を漫画化。
感想・レビュー・書評
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あったかいお話。
人は一人では幸せになれない。自分だけ幸せになろうとすることは叶わない夢というか、叶ったとしても結局は寂しい。
短い話だけど、教訓がたくさん詰まっている。 -
もし己の境遇を変えたいと思うのならば
自分から相手に心を開き
歩み寄ることから始めるのだ -
クリスマスキャロル作品の中で、一番、わかりやすく、すっきりとまとまっている漫画です。クリスマスのプレゼントなどにも良いでしょうね。
感動しました。キリスト教の漫画は、一般の漫画と比べると表現レベルが低いですが、これはコマ割りやテンポや展開、読みやすさ、見やすさがプロで、とても良かったです。 -
まんがで読破を読破するシリーズ。
ケチな守銭奴がクリスマスイブに聖霊によって、このままだったらどうなるかっていう見せられて、心を入れ替えてクリスマスを過ごすっていうお話。
クリスマスの位置づけとか、その慈悲の考え方だとか、キリスト教の背景も理解していないと、ただおじさんが心を入れ替えて良かったなってだけの話になっちゃうよな。 -
[墨田区図書館]
ふとみた図書館のティーンズ本コーナーで見つけた、「まんがで読破」シリーズ。知る人ぞ知るで有名なシリーズのようだったけれど、これまで知らなかった!のでとりあえず息子が読みそうな「昆虫記(ファーブル)」と「動物記(シートン)」、続いて「おくの細道(松尾芭蕉)」と「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」、更に「十五少年漂流記(ヴェルヌ)」と「緋色の研究(コナン・ドイル)」と読ませ、今回は第四弾。
緋色の研究が読めたのなら、と同系色の「黒死館殺人事件」と「クリスマスキャロル(ディケンズ)」をチョイス。クリスマスキャロルは絵本でもあったかもしれないし、あったならそちらの方がらくに楽しく読めたかもしれないけれど、とりあえず緋色の研究をどの程度のハードルで読めるのかわからなかったし併書としては良かったのかな?「過去と現在、未来の三人の亡霊」というキーワードはきっと感じ取れず覚えられなかっただろうから、それはまた次の機会の課題かな。 -
Kindle版をセールで購入。現在は取り扱いがない模様。
残念ながら原著を読んでない(と思う)ので何とも評価しにくい。でも、非常にわかりやすいのでオススメ。子供に見てもらいたいですね。
気になる点としては、わかりやすすぎて(本来もっと重いテーマだとしたら)やや軽いように感じること。
入門としては素晴らしいなと思った。
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レビュー省略
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記念日を大事にする人は皆から好かれる。楽しい時は楽しんで仕事をするときは仕事に没頭しよう〜という事を物語っている。
仕事だけの人になるほどつまらない人間はいない。