ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781602882

作品紹介・あらすじ

女優と衣装と音楽と夢の、美しい記憶。タブーに抵触するため、これまでどこにも発表できなかった松本人志『大日本人』論。ジャン=リュック・ゴダールの作品を、「音楽」と「恋」から読み解く超絶の集中講義。古典から最新作に至るまで、ハリウッド映画を貫くフェティッシュな魅力。そして脳内で撮影中の「妄想の監督作品」-映画をめぐる、壮大な愛のメモワール。

感想・レビュー・書評

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  • 菊地成孔という明晰なフィルタ―を通して観る映画が面白かった。例えば、古今東西の小難しい哲学思想など二の次で、みずからの感覚だけを頼りにゴダール映画を見聞きする、という潔い、と同時に、唯一無二の体験の記録。

  • 映画ができて、まもなく120年。かつては映画を全て観つくそうと意気込んだ時代があった。でもこれからは、どんな尺度で数多在る映画を観るかが語られる時代になった。

  • いや、オレは菊池成孔という希有な非映画批評家にこそ、ゴダールについて一冊の本でじっくりと語って語り尽くして欲しいのだ。そしてそれはすごく正当なことだし、必然なのであり、必要なのだ。

    まあ、最初の松本人志の批評も面白かったけど。

  • 菊地さん、スペイン〜、歌舞伎町〜などのエッセイはこの独特の絡むような文章でもいいけれど、映画音楽の本としては少し読みづらかったな。でもそのぶんじっくり読めたし単なる説明本となっていないところがいい

  • ミソジニーの論理が理解され始めた。

  • 菊地成孔による映画と映画音楽に対する評論集。
    特に映画音楽に対してここまで深い考察をしている書籍は貴重です。

    大学生の頃は毎日2本以上観ていたほど映画が好きでしたが、社会人になってからは時間がなくなりほとんど観なくなってしまいました。
    レンタルショップに並ぶ人気の映画はつまらないし、それよりは本を読んだほうが面白いと興味が移ったことも一因ではあるのですが、この本を読んでまた映画が観たい!と火が付いてしまいました。

    やはり映画というのは優れた芸術です。
    映像と音。
    20世紀に発明、発展した後世まで残る芸術作品たち。
    この本を片手に映画三昧もいいかもしれません。
    ただ、この本に紹介されている作品の多くが図書館やレンタルショップでは借りることができません。
    アマゾンなどで買うしかないです。
    芸術作品は高くつく、というのは困ったことです。

  • 優れた映画音楽の紹介本。菊池さんが映画〈館〉少年だったというのは初耳だった。

  • 映画と映画音楽の本なのでたくさんの映画が紹介されているのですが、見たことある映画が3本のみってどうよ私(笑)
    キクチさんの脳内妄想映画の話が特に面白かった。

  • ファン待望の「映画本」だが、自分はもうしばらくは菊地さんの本を読まなくて良いかな、と思う。彼の思考の癖や著述のスタイルにすこし馴染みすぎたので。ただ全体的に「こなした」感の漂う本書中でも、フェリーニ「8 1/2」についての一文は白眉でこの人の魅力に溢れている。

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