好色一代男 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
3.09
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本棚登録 : 118
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781603148

作品紹介・あらすじ

幼少の頃より早熟に色恋に目覚めた世之介は、持ち前の色好みから様々な女性と戯れ、自由気ままに愛欲に溺れた波乱万丈な暮らしを送る。思うがままに色恋の道を進む世之介を待つものとは…。生涯において37,142人の女性たちと戯れた稀代の「粋人」を描き、江戸時代の文芸最高峰と称される官能的浮世草子を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    学生の頃の文学史で、井原西鶴、浮世草子、好色一代男と学んだっきりで、実際のストーリーを知ったのは今回が初めて。でも、このあらすじは想像と、そうはなれてもない。
    まあ、浮世草子は当時のエロ本なわけで、江戸時代の人たちはこんなことを妄想していたんだなと。
    高校生クイズに出場した時に、「井原西鶴は好色一代女も書いている。○か×か。」という問題で近畿大会敗退したことを思いだす。

  • 生涯において37,142人の女性たちと戯れた稀代の「粋人」
    、江戸時代の文芸最高峰と称される官能的浮世草子ということで、色恋への探求心と行動力は眼を見張るものがあるが、江戸時代と言う時代の背景や、道徳、習慣なども随所にちりばめられていて、興味深く読める一冊となっている。

  • 幼少の頃より早熟に色恋に目覚めた世之介は、持ち前の色好みから様々な女性と戯れ、自由気ままに愛欲に溺れた波乱万丈な暮らしを送る。思うがままに色恋の道を進む世之介を待つものとは…。生涯において37,142人の女性たちと戯れた稀代の「粋人」を描き、江戸時代の文芸最高峰と称される官能的浮世草子を漫画化。

    一代男は「跡継ぎのいない自分一代だけの男性のこと」(186頁)の意

    「お待ちなさい ことを済まさずに帰るおつもりですか? 私はあなたのお望み通りに身を任せ・・・」(166頁)

    「さぁここに集まりし一代男たちよ 俺とともに人生にもう一花咲かせてみようではないか!! 皆 好色丸で日本を出んか!?」(186頁)

  • 日々の暮らしよりも色を買う世之介
    生き様としてどうかと思うが、生涯貫き通すと凄まじさを感じる。

  • 江戸時代の戯曲のはずだけど、その時代じゃ相当ドキドキもんだったろう。

  • 名作とよばれるものも漫画にしてしまうと・・・うーん薄っぺらい(^^ゞ
    ちゃんと活字で読まないといけないな

  • 9月13日読了。いまいち浅い?

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著者プロフィール

(1642~1693) 江戸前期の浮世草子・浄瑠璃作者・俳人。本名は平山藤五。「好色一代男」「好色五人女」「武家義理物語」「日本永代蔵」「世間胸算用」「本朝二十不孝」「西鶴置土産」など。

「2019年 『男色大鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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