精神分析入門・夢判断 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781603643

作品紹介・あらすじ

19世紀末、人類の長い歴史のなかではじめて人間の「精神」に注目したフロイト。深い観察眼で人々の心のなかをのぞき続け、同時に「夢」の持つ意味をも追求し、現代における人間の精神の闇に迫る…。心理学のみならず人類の社会・文学・教育・芸術…あらゆる分野に変革をもたらした『精神分析入門』『夢判断』の2作を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 催眠療法から自由連想法を生み出し、心的外傷(トラウマ)を見つけたのはすごい成果だと思う。
    私がカウンセリングで体験していることの一部もここに入っていた。
    ゲームの「ALTER EGO」に関係がある「自我とイド(エス)」の説明が出たところで、この人が唱えた説だったんだな、とこの説をもとにあの神ゲーができたんだな、と感慨深くなった

  • ユング精神分析学の復習で読んだ本。わかりやすくて良かった。

  • 非常に面白い。
    精神的外傷などについて大まかに理解出来た。

    イドを自我が昇華させる。
    言葉では簡単に表せるが、これが中々難しい事。
    フロイトに関しての理解の初歩として非常に参考になった。

  • 伝記パート長め。

  • 「どこも悪くはないのに自分の空想や妄想で病気にかかった気になってるんだろ 狂ってるよ」p.7

    「人間とは必ずしも人道的であるものでしょうか?」p.88
    いい問いだ。

    「精神的に未熟な親は子どもを育てているつもりでも自身の欲求を満たすことを優先してしまう 子どもたちはそんな大人たちに振り回されて成長を阻害させられたまま体だけが成長していくのだ」p.129 発達障害とつながる

    『嫌われる勇気』で知られるようになったアドラーの描かれ方も興味深い。やはりアドラー心理学(『嫌われる勇気』)に依存するのも危険だと思う。

    統合失調症は昔は早発性痴呆と呼ばれていた p.161

    もちろんフロイトを信仰するわけではないが精神の病を克服する仕方は、精神的な自律とつながりがあるのだろう。p.171

  • フロイトの伝記って感じ。
    初心者向けに分かりやすくマンガにするというアプローチはとてもいいとおもうけど、そのわりには単語が難しくて、何歳くらいの人を対象にしているんだろう?
    小中学生には言葉が難しく、高校生以上だったら少し物足りなく感じるかも。もう少しページを増やして丁寧に扱ってもいいのでは?コンパクトにまとめようとしすぎて、分かりにくくなってるような気がします。

  • わかりやすい!ぜひ原典を読みたいです。

  • Freudがどういう人かわかる。このシリーズは本当にわかりやすい。まあ精神分析のことはわからないけど。

  • 前段がないかな?ただ自分の頭の中での倫理感情と実際の感情にズレがあり、その自己を否定しようとすると「見えない外傷」になるんだなっていう

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    フロイトの「精神分析入門」と「夢判断」をベースに当時の理論とか思想を含めて物語仕立てにしているので、ごちゃっとしてわかりにくい。
    自我とイドとか、高校の社会で習った気がする単語も出てくる。
    ユングとかアードラーとか有名な心理学者も関係があったんだということもわかる。

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著者プロフィール

1856年生まれ、オーストリアの心理学者、精神科医。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行った。精神分析学の創始者として知られる。心理性的発達理論、リビドー論、幼児性欲を提唱し、人間の心の『無意識』という世界を発見したことによって、マルクス、ダーウィンとならんで20世紀の思想に大きな影響を与えた人物の一人ともされる。1939年没。主な著書は『ヒステリー研究』『夢判断』『日常の精神病理学』『精神分析入門』『自我とエス』『性欲論三論』など。

「2024年 『フロイト著作集第7巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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