あかちゃんがやってくる (こどもプレス)

著者 : ジョン・バーニングガム ヘレン・オクセンバリー 谷川俊太郎

• イースト・プレス (2010年11月19日発売)

作品紹介・あらすじ

もうすぐ、あかちゃんがやってくる。あかちゃん、いつくるの?なんてなまえにするの?なにになるの?ねぇ、ママ、あかちゃんに「こないで」っていえないの?ねえ、ママ、はやくあかちゃんにあいたいよ。ぼくたち、あかちゃんがだいすきになるんだよね。ぼくたちの、あかちゃんだよね。

感想・レビュー・書評

[いけだ@翻訳さんの感想 · 2022年9月7日]

もうすぐ、あかちゃんがやってくる。あかちゃんって、なにになるのかな。レストランではたらくシェフ？えかきさん？にわし？

ヘレン・オクセンバリーのイラストがかわいい。あかちゃんがいろんな仕事をするところがイメージされていて、それがなんともユニーク。
主人公は、はじめはすごく不安そう。赤ちゃんにも否定的。「あかちゃんにくるなっていえないの？」とか、本当におにいちゃんの気持ちを表しているんじゃないかな。
それでもだんだんと楽しみになっていく気持ちの変化が、言葉にも顔にも表れてくる。赤ちゃんのことをたくさん考えてきた主人公、きっといいお兄ちゃんになりそう。

[えいじさんの感想 · 2022年7月26日]

もうすぐ赤ちゃんが生まれてきます。弟かな妹かな?生まれて来ないようにならないの?赤ちゃんはどんな仕事をするのかな?すごい想像力の男の子。

[にゃんたさんの感想 · 2021年8月23日]

弟や妹ができる、嬉しいような不安なような、ソワソワした気持ちが表現されている絵本です。
あかちゃんてなにになるの？
こどもならではの視点が面白い。

[たけるさんの感想 · 2021年3月16日]

産まれてくる赤ちゃんに
色んな期待と不安が押し寄せてくる
お兄ちゃんの空想物語

産まれてくるのが
誰よりも楽しみなお兄ちゃんが可愛らしい

[かとのひもさんの感想 · 2020年10月4日]

もうすぐ、あかちゃんがやってくると聞いた男の子。あかちゃんなんていらないんじゃないかしらと思っちゃうことも。
お母さんは、あかちゃんはこんなお仕事につくかもよと男の子に語りかけながら、あかちゃんを迎える心の準備をするのを見守ります。
男の子が想像するあかちゃんのお仕事っぷりがかわいらしい。例：お金を積み上げて崩して喜ぶ銀行員。
おじいちゃんと男の子が、あかちゃんに会いに行く後ろ姿にホロリときました。

ゆっくりと季節が移ろっていく時間経過は、バーニンガムらしい。
親子の温かなイラストはオクセンバリーの面目躍如。
訳は谷川俊太郎という夢の絵本でした。

[ひとこさんの感想 · 2019年9月2日]

2019/8/29

[kiokutoshokanさんの感想 · 2019年5月7日]

兄目線。

[ikaさんの感想 · 2019年2月1日]

赤ちゃん描写が少なかったかな～

[akiuwaさんの感想 · 2018年1月16日]

「子どもを本好きにする10の秘訣」>「命・生き方」で紹介された本。

[二次元研究所さんの感想 · 2015年5月12日]

978-4-7816-0402-2 46p 2010・11・25　初刷