黒死館殺人事件 (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781604701

感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    このシリーズを順番に読んでいたからこそ出会った「日本三大奇書」の一つ。話の下敷きに、ゲーテのファウストとかも出てくるから、このシリーズを順番に読んで予備知識がなかったら、もっとわかりづらかっただろうなとも思う。
    戦前の日本の「家」って不思議だよな。

  • 原作はけっこう映像化しにくいところがあり、イメージがあっているかどうか心配なところが多々あったのだが、この本を読んでそれほど違いはなかったので安心した。
    原作は、意外と(!?)文章が達者なこともあり、映像としてのイメージは漠然とはあるが、いざちゃんと組み立てようとすると何だかわからなくなってしまう。細かいところが詳しい割には全体の描写がほとんどないようなところもあり、夢での経験のように細かいところにピントを合わせようとすると靄のように見えなくなくなってしまうのだ。
    原作の挿絵(創元推理文庫の「小栗虫太郎集」に所収)に引っ張られるところもあるけれど、原作を読んだ人にもほぼ違和感なく受け取れる絵面になっている。これはすばらしいと思う。このあたりが妥当なイメージ化の限界なんでしょうね。作者・編集者のご苦労に拍手です。

  • 小説だともっと難しいんだろうなぁ……。漫画でも難しいものは難しいけど、一応流れとオチまでは理解できたので。

  • まんがで読破って、この黒死館殺人事件のためにあるような企画だと思います。
    ビジュアルになって、物語の骨組みが明確に。
    しかし、やっぱり、分からん理屈は、分からん。
    それが黒死館の魅力。

    原作を再読して、また、迷子になりたい、と思わせてくれる。これだけでも買う価値あり。

著者プロフィール

1901年、東京生まれ。推理小説作家、秘境冒険作家。京華中学校卒。33年、『完全犯罪』でデビュー。雑誌「新青年」「オール讀物」等を舞台に活躍。著書に『黒死館殺人事件』『人外魔境』他多数。1946年没。

「2019年 『法水麟太郎全短篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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