ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

著者 :
  • イースト・プレス
3.76
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本棚登録 : 2566
レビュー : 423
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605173

作品紹介・あらすじ

月間100万PVを誇るブログ「Chikirinの日記」の筆者による「毎日を楽しく生きるための極意」。

感想・レビュー・書評

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  • 「いろいろ不満はあるけれど、自分にとって一番大事な点でこの選択はベストだった!と確信できるものを選んでおくことです。」

    ちきりんさんの感じる「日常の違和感」が次々と。
    日本のイタリア化にはニヤニヤした。
    自分に巻きついてグルグルしてるモノの正体を理解したし。少し身軽になってもいいかも。

    1.誰かと比べられるのでも社会に評価されるためでもなく、自分のために生きよう。
    2.世の中、言うほど暗くない。楽観的に生きよう。

  • リベラルな感覚を持つ筆者。
    ブログは読んだことがないが、人気ブロガーというのも頷ける。

    肩の力が程よく抜けた感覚とロジカルな発想でとても
    洗練した感じを受けた。

  • 人気ブロガーちきりんさんの著作。ブログと同じようにゆるい文体なのに論理が明確で頭にすっと入ってくる。
    人生は早めに諦めて、目標は低めに設定する。人生を楽しむために、高すぎる目標を諦めて、低めの目標で妥協するという選択もあるなーと思った。
    海外旅行に行くと、自分が以下につまらない人間かということを再認識できるという言葉が印象的だった。

  •  内容はブログの記事に「大幅な加筆・修正をした」ということなんだけど,ほとんど記事そのままって感じがした。そんじょそこらの自己啓発本という印象。
     なんかアルファブロガーの書いたブログ本って,ブログは良いと思っても本になるといまいちな気がする…。内田樹や小飼弾も。なんでだろ?

  • 珍しくこんなものを。時代を感じる内容。
    ‘まあそうだよね’というのが多いし、あまり参考にはならない気が。
    「ある程度余裕のある人が同じように余裕がある人に向けて書いた」内容

  • ちきりん @InsideCHIKIRIN さんの『ゆるく考えよう』(イースト・プレス)くらい、読んでいて声が出る本も珍しい。私は「それは違うよ」とか「ホントだね」とか「よくぞ言ってくれました」とか、毎回ツッコンだり、うなずいたりしながら、ページを繰っていました。

    私とは違う部分もたくさんあって、違う考えに触れる楽しさ(これを楽しいと言わずして何が楽しいのだろう)を満喫できた本ですが、個人的には「性格は変えられる」(原題:性格改造の歴史 http://t.co/c0LhZ3g)を読んで、この方は信頼できる、と思いました(ちょっとエラそうですね、ごめんなさい)。

    自意識過剰で、自分はつねに見られているからいつも完璧じゃないと許せないと思い込んでいたあのころ。肩肘はって無理をしていた青い時代。自分が世界の中心だったあのときから、大人になって、ずいぶん年をとって、自分を相対化・客観視できるようになって、ようやく私もひとりの人間になりました。

    ちきりんさんが「私にとっての成長とは「できるだけ鈍感になること」「あまり考え込まないようになること」であり、振り返ればそのための「性格改造」こそが成長の目的であり軌跡であった」というとき、私の思いは完全に重なりました。そう「性格は変えられる」んです。

    以前、ある人から相談を受けて、「性格は変えられるよ、だってボクはずっと自分の望む方向に自分を変えてきたから」と言ったら、「タナカさんにはそういう芽がもともと備わっているからですよ、性格はそう簡単に変わりませんよ」と強く否定されて、ずいぶん戸惑ったのを覚えています。

    そのときはいい言葉が浮かびませんでしたが、今ならきっとこう言います。「いや、やっぱり変えられるよ。だって、昔のボクは、正義の味方になりたかったんだ。自分にはその資格があると本気で思ってた。笑っちゃうよね。でも、今は違うでしょ。ふつうの人。あのまま変わらなかったら、とんでもない勘違い野郎に育ってただろうから、よかったよ。性格は変えられるんだ」

    でも、この話にはオチがあって、「正義の味方にはなれなかったけど、正義の味方をサポートする人にはなれる気がする。そこに喜びを感じるというか。だから、ボクは編集者って仕事が好きなんだ。みんなの知らないヒーローやヒロインを応援するのがボクの仕事」。

    う〜ん、われながらいい話だ(笑)。

  • ゆるく考えよう? とんでもない、強烈に思考を強いられる本だ。

    ちきりんさんにあって自分に足りていないもの、それは「相対的な視点」。あらゆるできごとを日本という枠組みで考えず、世界の基準や水準と照らし合わせ、別の視点から考える。絶対と相対、ミクロとマクロの視点を瞬時に切り替えて物事を考えられる点に一番感銘を受けた。

    そしてそれを分かりやすく言葉と図で伝えているのが本著の特徴だ。社会がどのようなメカニズムで動いているのか、表層をなめるだけでは到底理解できない「社会システム」の裏側を、生きていく上で考えておくべきことがらを基に、誰にでも分かる形でアウトプットしている。物事をミクロかつ絶対の視点で考える傾向のある自分にとって、時間軸や他国の社会システムとの比較から答えを導き出すという着眼点は、いつの日にか必ず身につけておきたいものだと強く感じた。

    読後感として心に残っているのは、「人とは違うけど、自分では満足できている」というゆるい考え方をしていた方が、当人にとってはハッピーな毎日を送ることができるのではないかということ。仕事や人生に対して高いモチベーションを持ち続けている人にとっては、はしごを外された感覚になるかもしれない。でも、目標に向けて猪突猛進するかたわら、ゆるく考えるための判断材料を持っておくことは、マイナスにはならない。「モーレツに働くことの美徳」「右へならえの美しさ」といった日本特有の慣例、常識に対する考え方、行動の起こし方を体得できるかも、とも感じた。

    分かりやすい内容の記述が続くため、常に考えながら読むことを意識しておかないと、いつの間にか本著を読み終えていたということになりかねない。「自分はこう考えているけど、ちきりんさんみたいにゆるく考えるとこうなるんだ」といった自問自答をしながら読み進めて、書かれていることを逐一自分ごととして落とし込むようにするといいと思った。

    印象に残ったくだりは以下の通り(*メモ起こしなので、一部本文と違った表記になっているかもしれません)。

    ・【P34】日本に足りないのは本質的な価値ではなく、それを戦略的に事業化してマネタイズする人→(私の意見)納得

    ・【P62】一点豪華基準で自分が納得できる選択肢を選ぶ→平均値を選び続けてきた自分にとって目からうろこ

    ・【P93】家計が苦しくなった時は固定費の水準を下げる(コスト削減ではなく構造改革)→変動費を下げても構造は変わらない、構造を変えないといけない

    ・【P95】学びたければ金を稼げ、金を払っている場合じゃない→机上の学問がいかに実践で使えないかを身をもって体感しているので、意識する

    ・【P96】好きなことは金を払ってやれ、もらってやるな→納得

    ・【P116】貯蓄が増えない理由と、体重が減らない理由→これも支出を減らしたり、消費カロリーを減らしたりしているだけでは、構造改革にはならないんだということ

    ・【P139】将来にわたって給与を上げていくためには、人と違うことをやり(逆バリ)、ここぞと思う分野を自分で選択する(需要が大きい分野を予測する)→生き残るための法則

    ・【P148】勝てる場所を選ぶ→負け戦と分かっている試合に挑まない

    ・【P150】生産性=インプットを減らし、限られた時間の中でアウトプットを最大化すること→生産性=アウトプット/インプット。『イシューよりはじめよ』(著者: 安宅和人)からも学べる

    ・【P152】インプットだけより、アウトプットだけの方が圧倒的にマシ。インプットだけの人なんて、いてもいなくても世の中は変わらない→形として出さないと、理解につながらない

    琴線に触れたこれらの項目は、今私自身が関心を持っていたり、迷ったりしている点だ。それに対する考え方の材料を手に入れられる点が有益だった。多分自分はこれからの人生におけるさまざまな選択のステージ(転職、結婚、家の購入etc)で、いっぱい迷いが生じると思う。その場合は、本著の該当するページをもう一度読み返してみたい。「読み返してみたい」と思える本ってなかなかないから、これも自分にとっては有益なことだなあ。

    【目次】
    ●はじめに

    ●1 ラクに生きる
    ・目標は低く持ちましょう!/人生は早めに諦めよう!/退屈な時間を楽しもう/多数派が正しいわけではない/人生の主役を生きる/日本はすばらしい国/日本はアジアのイタリアに

    ●2 「自分基準」で生きる
    ・仕事・家庭・趣味「3×3分割図」で人生設計/「ヒマだからやっていること」との遭遇/欲望を取り戻せ/「一点豪華基準」で選ぼう!/「やめる」決断ができれば「はじめられる!」/人生の先輩の助言は聞くべきなのか/自分にちかいものにこだわりすぎるのはやめよう!

    ●3 賢く自由に「お金」とつきあう
    ・10年以上のローンはダメです/大半の保険は不要/維持費が蝕む理由/稼ぐべき時、払うべきとき/儲け方、そして、儲けられ方/情報商材はなぜ売れるのか?/宗教の定義/大事なものはコストで決めない/貯蓄が増えない理由と、体重が減らない理由/「所有」という時代遅れ/防災グッズは必要?

    ●4 仕事をたしなみ、未来をつくる
    ・若者、アウト!/災い転じて福となそう/「逆バリ」と「先読み」/「ゴールドカラー」の登場/勝てる市場を選ぶ/「成長したい!」だけではダメ/インプットを最小化する/「人脈づくり」はたぶん無意味です/能力のない人へのアドバイス4つ/アドバイスの正しいもらい方/「できる人」のタイプ

    ●5 ストレスフリーで楽しく過ごす
    ・おいしい人生/お酒と恋愛のマジックパワー/コミュニケーション成立比率/分を知る/相手の受信体を理解する/性格は変えられる/自分にとっての「妥当な値段」/運命と戦うか、受け入れるか/結婚するもしないも個人の自由/「自分の表現方法」と出会う/旅の効用

    ●おわりに
    ・自由であること/楽観的であること――「よかった確認」

  • 20代後半〜30代前半に受け入れやすそうな本。確かに取り入れると生きるのが楽になりそうなことも書いてある。子どもにもぜひ読んで欲しい。敢えて言うと高すぎる目標を設定しない、という点だけ反対かな。その目標が高いと思えても、少しずつ続けてると達成していることもあるし。その目標が高いか低いかを判断するのは、もう少し歳をとってからで良い気もする。

  • 初めて読んだ本ですが、過去に読んだことがあったかな?と思ったら、ブログの記事が基になっている本でした。もっとストイックな方、という想像をしていましたが、柔軟な考えの方です。
    真面目な人ほど努力することが目的になって、我慢が美徳のようになってしまうけれど、それでいいのか?思考停止してないか?と振り返る機会になりました。

  • 日本は、考え方が悲観的で理想を高く設定しすぎているので、その理想に届かない故に不幸に感じるのです。
    ゆるく考えて、理想や目標を低めに設定した方が幸せに生きれる、そう確信できたので読んでよかったです。

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著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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