道果ての向こうの光~黄昏の花と暁の騎士~ (レガロシリーズ)
- イースト・プレス (2010年12月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605210
作品紹介・あらすじ
二人の道の果ての向こうにあるものは絶望か、それとも……!? 馬車に轢かれた町娘のユーナは、謎の光に請われるがまま、同時刻に自殺を図った聖女・シェリアスティーナの命を繋ぎとめるため、彼女の身体に入り、1年間の期限付きで王宮で生活することになる。王宮での生活にも次第に慣れ、シェリアスティーナの婚約者であるアシュートに淡い恋心を抱きはじめたユーナだったが、シェリアスティーナの壮絶な過去を知り、王宮を彼女にとって少しでも居心地の良い場所にしようと、身代わり聖女としての残り少ない時間を彼女のために使う決意をする。一方、シェリアスティーナがユーナであることを知らないアシュートは、恨んでいたはずの聖女に好意を感じている自分にひとり苦悩していた──。
感想・レビュー・書評
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これで終わりかな?と思ったら、まだ続きがあるようです。
切なさレベルは巻を追うごとに高まってます。
しかしなんです。この巻まで図書館にあって良かった…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネット小説の書籍化。入れ替わりファンタジー3巻目。同時に命を落とした町娘が、聖女の魂が戻るまでその体に入ることになるが…。
2日間で一気に読み終えたのに、まだ完結ではないと知り、蛇の生殺し状態です。元となるネット版も少しだけ覗いてみましたが、雰囲気や話もだいぶ違うようです。ネット版は出だしの文章が軽いノリだったので、小説版の方がシリアス要素が高めに感じましたが、多くの人が手に取る書籍化ならその方がいいでしょう。
イーニアスやライサンなどの掘り下げ方が足りないとは思いますが、2人の少女の繋がりが書かれる2巻、反聖女派のクーデターと、ユーナとアシュートの2人の転機となる3巻。そして、ネット版とは違う展開になるという完結の4巻が楽しみです。本で読み終わるまでネット版は読まないつもりなので、そろそろ発刊してほしいものですが…。
表紙絵でしっかり手を握り合っているのと、副題の「~黄昏の花と暁の騎士~」がいいですね。特に後者はクライマックスの二人の姿です。 -
え?!続く!?全3巻だと思ってましたw
Web版とラストが違うというのだけレビューで読んでたので
、まさか続くとは・・
シェリアスティーナの過去は可哀想かもしれないけど、許されないレベルまで
やっちゃってるし、帰ってきてもなぁという気がしますw
そこで許すって展開になるとヌルイ!と感じると思いますw私は。
次の巻はシェリアスティーナが悔い改める話になるんだろうか。
3巻で終わりでも良かったかも。