茶の本 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 117
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605227

感想・レビュー・書評

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  • 茶の本を読んでみようかなと思った。そのための助けとなる本。

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    茶道は「不完全さ」というものを尊びます。何かをなし遂げようとする試みが茶道です。17
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    仏教徒の中でも南方の禅僧が道教を取り入れ、茶の作法を詳細にうちたてました。禅僧たちは菩提達磨の像の前に集まり、神聖な儀式の荘厳さのなか、ひとつの茶碗から茶を飲み回したという。この禅の儀式こそが、15世紀の日本の茶道へと発展していったのである。47
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    道教と儒教が対立したように、禅は正統仏教の教義と対立しました。それは禅は道教と同様、自身の心の働きに関係する個人主義を信奉し、物事の内にある本性と直接交流することを目指したからです。そして自己の内にこそ仏性があると信じ、偶像破壊主義になった者もいます。66
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    人々は自分の感情にかまわず世間一般がいいとするものにとびつき騒ぎたてる。彼らが欲しがるものは「高価」なものであって「高雅」なものではない。「流行」のものを欲しがるのであって「美しい」ものではない…。84
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    わざと何かを欠き、想像力の働きでそれを完全にする「不完全崇拝」を旨とする。133
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  • 清潔・質素・自然との共生・四季・不完全さ
    お茶はかじってみたいなあ。。。

  • 明治期に英語で書かれた代表作ですが、懐古主義ではなく、人としてとても大切な原理原則に触れられる内容です。茶道に関わる経験はありませんでしたが楽しめます。伝統芸能で言われる「守破離」についてもなるほど!感があります。

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著者プロフィール

1862-1913。横浜生まれ。本名岡倉覚三。東京大学文学部卒。フェノロサに師事。東京美術学校校長を経て、横山大観らと日本美術院を創立。ボストン美術館東洋部長として国際的に名を知られた。生前刊行した単行本として、本著の前に『東洋の理想』、後に『茶の本』の英文三部作がある。

「2014年 『英文収録 日本の覚醒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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