竜の学校は山の上 九井諒子作品集

著者 :
  • イースト・プレス
4.31
  • (386)
  • (326)
  • (109)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 2455
レビュー : 218
  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605456

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「ダンジョン飯」の作者さんの短編集
    ファンタジーでありながら妙にリアル
    現代の問題を内包しながら独特のタッチで描かれる話はどれも「なるほど!」と膝を打つ内容
    どれも好きなお話でしたが
    「進学天使」は、せつない初恋もの
    価値観ってなんだろうって考えてしまう

    最後の「くず」は、すごーく考えてしまった
    読み終わったあと、怖いけど主人公に少し救いがあったのが私の中でも救いになった

  • 表紙の画的に、ダンジョン飯から入ったからそういうマンガかと思うじゃないですか。
    最近割と書かれてるような気もする、「世界を救った後のファンタジー勇者」に関する話がいくつか。そこからグラデーション的に、現代日本にモーフィングしてくるファンタジー世界がやってきたら、のSFがいくつか。
    面白い。ファンタジー好きなんだろうなぁ。
    「必要なものと、これから必要になるもの」というのは、ものすごく重要な視座だと思いますよ。「今不必要なもの」に対する施策が如何に多様性を殺してきたのか。
    おもしろい。

  • 短編集。

    冒険後の勇者の扱いとか、世間の態度の変わり方などリアルな感じでした。所詮他人任せで、平和にならないのは誰かのせい。
    イラッとするけど民衆心理とはこんなものだろうとも思います。

    ケンタウロス型のよく働く馬人と通常の猿人がいる世界の話も、妙に現実感があって面白かったです。

    不思議な設定の話を現代社会に馴染ませるのが上手いです。

  • これほど雰囲気のしっくり来る作品は久しぶりだった。
    素朴と幻想と、日常と非日常とがいっしょくたになった短篇集。丁寧。

    中には納得の行かない結末が付けられているものもあったが、そのくらいでちょうど良い。

  • リアリティに溢れるファンタジー。

    舞台や設定はファンタジーだけれど、ストーリーや登場人物たちの思考、心情がとてもリアル。
    細部まで徹底して作り込まれた設定が、現実にも起こりうるかも…というようなリアリティを生み出している。
    そのリアルさに読者側も身につまされることも多いはず…

    ファンタジー要素を加えることで比喩的に、押し付けがましくなくメッセージを置いていってくれる。

    そんな作品でした。

  • 着想、隠喩、風刺に光るものがある。
    未来を感じさせる。

  • 一話一話世界観を作り出す素晴らしい漫画家さんです…。いいなぁ。
    その世界観が生半可なものじゃなくて、こんな問題があるとか、悩みとか、歴史とかそういうものがきちんと細部まで生み出されていて本当にすごい。
    竜がでてくるからなのか日本昔ばなしのような教訓を得られる物語が多い。絵本にしたらまさに大人のための深い絵本になるんだろうな。是非やってほしい…。

  • 派手すぎない華やかさの中に溢れている生活感が心地よい。読み手に寄り添ってくれる優しいファンタジー。

    • 円軌道の外さん
      はじめまして!
      大阪から東京に引っ越したばかりの
      ロックと猫と映画が好きなプロボクサーです。

      遅くなりましたがフォローありがとうご...
      はじめまして!
      大阪から東京に引っ越したばかりの
      ロックと猫と映画が好きなプロボクサーです。

      遅くなりましたがフォローありがとうございます。

      本棚見させてもらいましたが
      自分も漫画好きなので
      かなり興味津々で
      読んでみたい作品が沢山ありました!

      花丸やコメントいただければ必ずお返しに参りますので
      どうか末永くよろしくお願いします。

      2014/08/29
  • 帰郷/魔王/魔王城問題/支配/代紺山の嫁探し **/現代神話 */進学天使 */竜の学校は山の上/くず

  • 表紙のケンタウロス奥様がインパクト大な丸井さんの初短篇集。
    魔法や人ならざる者が普通に存在している「ここではないどこか」で生きる人達を描いた、切なかったり優しかったりする九つのお話が収録されています。
    これ以降の丸井さんの作品全般に言えますが、日常⇔非日常の距離感が絶妙で気持ちいい。
    ファンタジーというか、SF(すこし・ふしぎ)。
    繊細で見やすい絵柄もいいですね。何より女の子がべらぼうにかわいい。神としての龍と生物としての竜の描き分けや半人半獣の者たちなど、人外キャラへのこだわりが感じられるのもイイ…上は若妻・下は駿馬とかいう素敵なフェティシズム。
    各話の要素が盛り込まれた表紙を読み終わったあとに眺めるのも楽しいなー。

全218件中 11 - 20件を表示

竜の学校は山の上 九井諒子作品集のその他の作品

竜の学校は山の上 Kindle版 竜の学校は山の上 九井諒子

九井諒子の作品

ツイートする