- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605838
作品紹介・あらすじ
人とは異なりながら、人の世に順応して生きてきた一族"鬼"。女が忌まれないという彼ら一族は、母体に眠る女児に印を刻み、その娘が16歳になると花嫁として鬼ヶ里へ迎え入れることをならわしとしてきた。鬼ヶ里を離れのんびりと学生生活を送っていた士都麻光晴は、休暇を使って一人温泉旅行へと出かけ、旅先の森で美しい少女に襲われる。見事な黒髪、華奢な肢体、射るような黄金の瞳-去来する記憶に動揺する光晴。そして、少女の口から語られた意外な過去とは…。
感想・レビュー・書評
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響のデレデレ加減が華鬼にひけをとらないw
響もやっぱり鬼なんだなって初めて思った。
子供達の中では神楽が一番好き。
でも神楽と華のお互い支え合っている
その感じもまたすごく好きで、
愛を沢山与えられて育ったんだなと思った。
あと京也への桃子の「華を守れ」の喝!
すごく桃子らしくて笑っちゃいました。
華鬼もいいパパになって…!ほんとに!
四巻の後に読んだので結末がはっきりしないちょっともどかしい感じがしましたが
すごく楽しく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新キャラクターも出てきて、みんなのその後の話もあっておもしろい。
華鬼好きだから好きなんだけど、あえて言うならしまりが悪い。
まだ続きが出るなら続きが気になるような内容だからいいと思うけど、
続かないなら正直読まなくても良かったんじゃないかと思わなくもない。
そっちのほうがすっきり終わってたんじゃないかと思った。
特に私は神無大好きだから、読んでてすごくつらかった。
ただ思ったのは、母親ってすごいなってこと。
自分もこんな親になりたいと思った。 -
華鬼番外編ということで、とにかく男女の双子が私好みだでした。
華も神楽も可愛いし!
キャラクターはもちろんですが、ストーリーもよかったです。特に桃子と響の話が。
双子と京也中心でまた続きが読みたいです。 -
響・桃子がすごく可愛い。この二人の甘々シーンは本編では見れなかったから嬉しかった。ただ神無のこと、華鬼のことと様々心配が深まっていくばかり。今回多く提起された事実から、新たな疑問点もたくさん生まれたので続編が出ることを心待ちにしています…!
ゲームもプレイ済みですが、一番謎だった麗二の、上との関わりがほんのちょっとだけこの番外編を読んで明るみになったような気がします。 -
オンラインネット小説から書籍化された「華鬼」の番外編。本編読了後に気になったので購入。
こちらは「本編」と思われる双子が主人公の話と「幕間」として語られる本編から見て過去の、でも華鬼全四巻から見たら未来の話が交互にちりばめられた作品になっています。
個人的に「本編」はそこまでかなって感じ(発行された年月日を考えると、未だに続編が出てないので放置プレイ感たっぷりで……)だけど、「幕間」がとにかくいい! とにかく最初の「桃子×響」はやっぱり最高。
いやぁ、この二人があの後ああなるとはなー。
そして地味に最後の幕間も好きです。生家でまさかの国一! 渡瀬の子供好きっぷりもいいなー。
華鬼本編では敵キャラ扱いやった鬼たちが味方? になっているのがすごくいいです。
忠尚たちの変わらない感じも好き。
でも、華ちゃんたちの話は、これ序章だよねぇって感じなので、続き……書いてくれるのでしょうか?! これ、待っていいの? 四年経ってるけど(涙目)
それにしても梨沙さんはほんとに文章がうまくなったなー。
プロになるってそういうことなんだなぁ、としみじみ。 -
前から、響と桃子の関係が気になってたから、この本を読んでスッキリ
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光晴を読み始めた当初“みつはる”と読んでいたのでとても納得でした
温和で優しい彼が疾風によって揺さぶられてしまったのはとても辛かったです
自分の中でとうに納得は出来ているけれど……
誰しもが感じたことのある感情でしょう。だから余計に疾風が憎くて仕方なくなります
疾風は自分の中にいるもう一人の自分の心を的確に見抜いてつついて来るんですよね。一番厄介な相手ですよ本当
それとは打って変わって京也と神楽の会話には笑わせていただきました
怪我しているのに余計な贅肉とか……(笑)
けれどこれはあくまでも“はじまり”。彼らの物語が気になりますが続きは出るのでしょうか気長に待ちたいと思います
追記 響がデレる(本気になる)ととても恐ろしいということがわかりました(敗北) -
全体に☆4つではなく、
ただたんに
前半に執筆されている響と桃子のストーリーに、☆4つ
このなかなか噛み合わない
もどかしい二人の関係に、ときめきまくりました♥ -
久しぶりに「華鬼」という作品に触れ、思ったのが、
華鬼は「時の流れ」と「変化」が見所であり魅力なんだなぁーということです。
本当に久しぶりの華鬼だったので「時の流れ」に関しては人一倍感じてたと思います…
改めて素敵な作品だと思いました。
始終感動しっ放しで、全ての登場人物がいとおしかったです。