歴代総理の経済政策力 グランドビジョンを知れば経済がわかる (知的発見!BOOKS)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 65
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605890

作品紹介・あらすじ

これが、日本を成長させた総理、没落させた総理だ。歴史から読み解く日本経済「復興」のヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 田中角栄からこの本が出版された当時の首相菅直人まで。
    現在の日本の政治は適切な時期に適切なソリューション(解決法)ができていないため常に混乱しているという記述に怖ろしいと感じました。
    政治の在り方について改めて感じさせた本でした。

  • レビュー省略

  • 歴代総理の経済政策力

    最近三橋貴明の本をよく読んでいるが、この本もとても興味深く読んだ。
    マクロ経済学を理解せずに国のトップになる、なんておかしい気がするが、そのおかしい事が日本ではずっと行われているようだ。

    例外的なのは、田中角栄・小渕恵三・麻生太郎・宮澤喜一程度で、その他の人、特に橋本龍太郎や民主党になってからの鳩山・菅は全く
    時流と逆の政策をしていて日本の国富を大きく毀損してしまった。そういった事実を論理的に示している。

    2012年9月時点において、後1年以内に総選挙がある事は間違いないが、今現在の日本の状態をきちんと認識して、短期・中長期のビジョンを明確に
    語り、そして実行してくれる人物に一票を入れたいと思う。
    かつての小泉郵政選挙、前回の民主の政権交代といったワンフレーズで語れるほど日本の現状は単純でないし、先送りにできるほど楽観視できない状況ではもはやないのだから。

    それにしても、2000年以降のストップ&ゴー路線(少し経済がよくなるとすぐ財政引き締めをしてデフレに戻す)はなぜ起きてしまっているのだろう。
    増税・規制緩和による、官僚の利権拡大が目的なのだとしたら、そういった物もあわせて変えていかないと政治家だけではうまく行かない。

  • 国家の指導者たちが明確なビジョンなしに国家の発展をさせることなど不可能だ。そんな当然の事ができない総理たちばかりが誕生してきた。もちろん麻生太郎や小渕恵三のような立派な政治家もいた。彼らが総理を続けていたら、今の日本はどうなっていただろか。少なくとも鳩山、菅、野田のような無能な指導者たちが率いる現状よりははるかにマシな状況になってただろう。

  • 田中角栄のグランドビジョンと政策実行能力とその爪痕に大きく解説が割かれている。読了してみると日本の総理の経済という根幹が見えてくる。日本はまだやれるという思いとこのままではじり貧という期待と不安が入り交じって残る。

  • 必読。

    田中角栄~菅直人。
    政策は、デフレ期・インフレ期にふさわしいものを。

  • 歴代の総理大臣の政策を結果や日本に取り巻く環境から分析・批評し、今後日本が取るべき道を示していくという内容。現在のデフレの状況は田中角栄時代の都市化抑制政策から始まると筆者は考える。また、インフレ下でとるべき緊縮政策などをデフレ下で行うことでデフレからの復興を妨げている。本書で述べられている小渕政権での財政健全化計画停止による功績、小泉政権時代に対アメリカ輸出量が増大したおかげで”幸いにも”GDPが成長した(デフレで行うべきでない構造改革を行ったにもかかわらず)という事実を知り、驚愕だった。今後日本がとるべき道として、消費税を増税しお金の巡りを抑制するのでなく、道路などの公共事業に予算を投じ(現在絶賛減額中)、国民がお金を使える環境を整える必要があると筆者は主張する。

  • 田中角栄以降の全総理大臣のマクロ経済に関する政策を時系列に沿って評価するという壮大な企画本。ただ、やや企画倒れになってしまっていると感じる部分もあります。
    田中角栄など、非常に力を入れて解説している総理もあれば、逆に1ページで終わってしまったり、章題に掲げておきながらほとんど名前の出てこない総理もあります。
    これは著者が知らない、もしくは興味が湧かないのが原因だと思われますが、せっかくの面白い企画なのに途中に穴が開いているような印象になってしまったのは残念です。いつか将来、同じ企画でこの本の「完全版」を書いてほしいと期待しておきます。

    本書の内容は「田中角栄の日本列島改造計画とその後の影響」とでも言うのが最も適切で、このテーマに限っては非常に面白かったです。著者は田中角栄の政策面はさほど評価していないものの、政治家田中角栄には魅了されていて、ある種二律背反的な書き方になっているのがスリリングです。

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プロフィール

経世論研究所・所長。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に『本当はヤバイ! 韓国経済』(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPの理論的支柱として注目されている。著書に『超・技術革命で世界最強となる日本』『第4次産業革命』『今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路』(以上、徳間書店)、『財務省が日本を滅ぼす』(小学館)、『生産性向上だけを考えれば日本経済は大復活するシンギュラリティの時代へ』(彩図社)など多数。

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