おくのほそ道 まんがで読破

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 61
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781606057

作品紹介・あらすじ

江戸時代、草庵暮らしをしていた芭蕉は、江戸深川からみちのく(東北)を目指し旅立った。先人たちの残した名所・旧跡を訪ね歩き、またみちのくの美しい自然と土地の人々との出会いをとおし、みずからの俳諧の道をさらに高めた-。300年以上の時を経て、今なお色あせず輝きを放ちつづける紀行文学の最高傑作を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    ふとみた図書館のティーンズ本コーナーで見つけた、「まんがで読破」シリーズ。知る人ぞ知るで有名なシリーズのようだったけれど、これまで知らなかった!のでとりあえず息子が読みそうな「昆虫記(ファーブル)」と「動物記(シートン)」を読ませ、今回が第二弾。

    ちょうど学校で俳句をやったはずだし、と選んだのはこの「おくの細道(松尾芭蕉)」と「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」。「注文の多い料理店」と違って、「銀河鉄道の夜」は結構人の好みが分かれるところ(正直私自身さほど好きではない、「シグナルとシグナレス」よりはまだわからなくもないけれど)だけれど、題名的にも、できれば内容的にも知っておいた方がいいお話だし、まだ"物語"ちっくなのでいいいかと。

    やはり子供的には"面白くない"本だったようだけれど、私自身は予想外に楽しめた。基本的に自宅にあった世界文学全集は読み漁った?けれど、色のない表紙でお堅く見えた日本文学全集にはその表紙だけで触手を伸ばさなかった私(笑)。おくの細道も概要は知っているつもりだったけれどやはりこの本を読んで、読んだこと自体はなかったことを確信。

    もちろん"マンガ"化された時点でそぎ落としやデフォルメされた部分があるにしても、各場所で芭蕉が引用(思い出)した事例がピックアップされていたりして、芭蕉の気持ちと旅の理由(経路)を多少なりとも理解できて面白かった。惜しむらくは引用される、芭蕉が"見たい"と欲したその発端となる詩やら事象全てを理解(知っていた)わけではないこと。きっとおくの細道は、芭蕉の訪れた場所の由来などを知ったうえで読むと、自らの懐古と共に芭蕉の心情を擬えてより深く楽しめる本なのだと思い、いつか原書を再読?してみたいと感じた。

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    奥の細道は、そこに収められている俳句を断片的に知っている程度かな。そんな俺でも知っている句と道中の出来事を簡単にまとめた内容。
    行ったことがある場所もあるけれど、ないところにも俺も行きたくなってきた。
    「日々旅にして、旅を栖とす。」同じ伊賀もの。旅好きの血がながれているのかな。

  • ひょんなことから小中学生の勉強を見ることとなり、今更膨大な日本と世界の古典や名作を一気に読む暇も力も無いので、安直な方法を選んでみたが、これが以外と自分のレベルにあっていて、大局観も掴め、役に立った。
    当分このパターンで行くことになりそうだ。

  • 江戸時代、草庵暮らしをしていた芭蕉は、
    江戸深川からみちのく(東北)を目指し旅立った。
    先人たちの残した名所・旧跡を訪ね歩き、
    またみちのくの美しい自然と土地の人々との出会いをとおし、
    みずからの俳諧の道をさらに高めた―。

    300年以上の時を経て、今なお色あせず輝きを放ちつづける紀行文学の最高傑作を漫画化。

    「形あるものを
      この目で確かめることができるのは
     この足でその場所まで
      行脚してこその喜びだと思うんだよ 」 (本文より)

    松尾/芭蕉
    1644~1694。江戸時代初期の俳詣師。姓名は松尾宗房。
    武家の生まれだが、30代で隠遁生活をはじめ、
    以後庵住まいと漂泊の生活のなかで不易流行論を見出し、
    「蕉風」と呼ばれる独自の句風を確立。
    後世の俳諧に大きな影響を与え、「俳聖」と称される

  • 今住んでいるところを通り、行ったことのあるところを通っていってその都度句が残る。
    なんか不思議な気分。

  • 夏草や 兵どもが 夢の跡
    閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
    五月雨を あつめて早し 最上川
    松尾芭蕉の句には名句が多い。でも彼の旅行記にはドキドキ感がない。同じ旅行記なら深夜特急の方が10倍くらい面白い。

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著者プロフィール

松尾芭蕉(まつお・ばしょう)
1644年(寛永21年)~1694年(元禄7年)。現在の三重県伊賀市(伊賀国)生まれ。俳諧師。俳諧(連句)の世界に、「蕉風」と呼ばれる芸術性の高い句風を確立した、日本史上最高の俳諧師のひとり。おもな著作に、江戸から東北、北陸をめぐり岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』をはじめ、『野ざらし紀行』『笈の小文』など。

「2017年 『芭蕉さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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